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4月の都内企業のテレワーク実施状況(東京都産業労働局・2023年5月15日)


東京都が、4月の都内企業のテレワーク実施状況に関する調査結果を発表しました。
調査結果の主なポイントとして

・都内企業(従業員30人以上)のテレワーク実施率は46.7%。3月の前回調査(51.6%)に比べて4.9ポイント減少。
・テレワークを実施した社員の割合は42.0%と、前回(40.0%)に比べて、2.0ポイント増加。
・テレワークの実施回数は、週3日以上の実施が41.5%と、前回(43.8%)に比べて、2.3ポイント減少。

といった結果が挙げられていました。

コロナの5類移行前ではありますが、テレワーク実施率は少し下がったようです。

テレワークの活用は、社員の柔軟な働き方を促進するためにもとても重要です。
千葉県では同じような調査は見つからなかったのですが、最新の「ワーク・ライフ・バランス取組状況調査(令和3年度調査結果)」によると、テレワークを実施していると答えた事業所の割合は、31.9%となっており、都内より実施率は低いようです。

実施していない理由としては、「テレワークに適した業務がない」が80.8%と最も高く、製造や小売りなど、現場で業務せざるを得ない企業も多いということなのでしょう。
同じ企業の中でも職種によって働き方を変えていく工夫も大事なのかもしれませんね。

ちなみに、弊社では、営業や制作はお客様先を訪問する必要がありますが、テレワークを活用して、本社への出社義務を週1回にしています。社内の打合せなどは、自宅やサテライトオフィスでテレワークを活用し、お客様先に直行直帰をすることで業務効率のUPにつなげています。

社内コミュニケーションの不足など様々な課題もありますが、産休前の社員が地元に帰って産休まで勤務するなど、働きやすい環境につながっていますので、ツールやルール改善などを駆使して、うまく継続していきたいと考えています。


参考記事:都内企業のテレワーク実施率、4月は5割を下回る...都は「柔軟な働き方を浸透させる」(読売新聞・2023年5月16日)