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千葉労働局の6月30日の発表によると、千葉県の5月の有効求人倍率(季節調整値)は 1.03倍で、前月から0.03ポイント低下したとのことです。

求人倍率は低下したものの新規求人倍率(季節調整値)は 2.02 倍で、前月から 0.10 ポイント上昇しているほか、正社員有効求人倍率は0.72倍となり、前年同月と比べ0.07ポイント上昇となっています。

県内の雇用情勢は、求職者が引き続き高水準にあるなど、一部に厳しさがみられるものの、緩やかに持ち直している。

との判断のようです。

また、日経新聞の記事(「求人倍率1.03倍に低下 県内5月 雇用判断は据え置き」・2023年7月1日)によると

新規求人数を主要産業別にみると「教育、学習支援業」が前年同月比で50%増加、「サービス業」も23%増となった。サービス業は新型コロナウイルスの感染症法上の5類移行もあり人流が増えるなか、花火大会などのイベントで需要が増えているという。一方で「建設業」は4%下落した。

との解説もありました。

中小企業における採用環境は依然厳しい状況が続いているということで、市場の動向には要注目ですね。