出典：「転職へ学び直し　動く公的支援」（日経新聞・2023年7月20日）

本日の日経新聞の記事「転職へ学び直し　動く公的支援」にありましたが、経済産業省が「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」を本格的に開始します。

具体的には、転職希望者が、国の認定を受けた人材サービス企業を通じ、転職に向けたキャリア相談と、1年以内のリスキリング講座、職業紹介などの支援を一体で受けると、受講費用のうち半額の補助が受けられるというものです。（上限40万円）
転職に成功すれば、最大で16万円が追加されるようです。

日本では他の国と比べてもリスキリングへの意識がとても低いのが顕著です。
記事内でも

厚労省の20年の調査では、転職前の準備として「特に何もしていない」が66%で、「準備活動を行った」の2倍以上だった。

とありました。

転職前に講座を受けたからすぐにスキルが身につくというわけではないでしょうが、リスキリングへの意識が高まると良いですね。
弊社でもつい最近、1on1でリスキリングの重要性を話したばかりです。転職されては困りますが（笑）

採用企業としては、少しでもリスキリングへの意識が高い方を採用するために、登録機関の人材採用支援サービスの利用を検討するのも一手ですね。
参考：「事業開始事業者の一覧」