20230802070100.png出典:「マイナビ ライフキャリア実態調査2023年版(働き方・キャリア編)」(株式会社マイナビ・2023年7月26日)

全国15歳以上の14,000人を対象に、就業・非就業や雇用形態に関わらず現在のキャリアと生活の実態や変化を調査したものになります。


中小企業の採用活動において参考にしたいトピックスとしては
◆リモートワークの継続希望は約8割。役職別では課長級が最も高く91.2%
◆副業・兼業を今後したいと思う人は半数以上。したくない理由の最多は「時間的に余裕がないから」
といった点でしょうか。

リモートワークの継続を希望する人は多く、「メリットが大きい」と感じている人が31.7%、「デメリットが大きい」の人が29.1%となっています。
採用力を高めるためには、中小企業においても環境の整備を続けることが重要となりそうです。

また、
役職別では一般社員よりも役職者のほうがメリットに感じる割合が高くなり、「必要なときだけ部下と連絡を取れば良いから」など、自分自身のペースで仕事ができることをメリットに感じているコメントが挙がった。
ともあるように、役職者の方がリモート環境を希望する傾向は強いようです。

自分の仕事の仕方が確立できている立場の人の方が、リモートワークのメリットを享受しやすい傾向は強いので、新人や経験の浅い社員の教育への配慮もした上で、リモートワークを継続できる仕組みが検討できると良いのではないでしょうか。