20230807061850.png出典:「昇進・昇格に関する社員意識調査2023」(ビジネスコーチ・2023年8月3日)

ビジネスコーチが全国の一般社員および管理職を対象に実施した「昇進・昇格に関する社員意識調査2023」によると、一般社員の79.6%が管理職になりたくないと返答したとのことです。また、一般社員で社長になりたくないと返答した人は91.4%となっています。

社長はともかく、管理職になりたくないという人が約8割と昇進や昇格への価値観をとらえることの重要性を考えさせられますね。

管理職になりたくない理由の1位は、「責任の重さに耐えられるか」と「ワーク・ライフ・バランスを保てるか」が同率で23.8%、続いて不安要素 2位は「リーダーシップを発揮できるか」23.0%、3位は「心身の健康を保てるか」22.8%となっています。

また、個人的には、調査の中の「自身が務める職場にロールモデル(キャリア形成上、手本としたい人物)がいるか」という質問が興味深かったのですが、一般社員においては70%の方が、ロールモデルがいないと答えています。

従業員規模別の数字は出ていませんでしたが、規模の小さい会社ほどロールモデルとなる人は少ない気がします。
昇進・昇格への関心を高めるには、ロールモデルの存在も大きいように思いますね。

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