20230904060915.png出典:Z世代(26歳以下)の就業意識や転職動向 (リクルート・2023年8月30日)

リクルートが、Z世代(26歳以下)の就業意識に関する調査を行いました。サマリーとして以下のポイントが挙げられています。

【働く個人側の動向】
■ Z世代の転職が増加している 5年で約2倍に 
■ Z世代はどの会社でも通用する能力を求め、ゼネラリストとしてのキャリアを求める傾向にある
■ Z世代が描く理想は「新しいことへのチャレンジ」と「プライベートも重視できる環境」の共存
【企業側の動向】
■ 第二新卒をターゲットにする企業も増加 5年で約5.5倍に
■ 構造的な人手不足で新卒充足が難しく、第二新卒の採用を拡大する企業が増えている

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アンケートでは、今の会社で定年まで働き続けたいと考える人はわずか約2割というインパクトのある数字も出ていましたが、Z世代を採用したり、入社後に少しでも長く活躍してもらうためには、「企業内特殊能力より、どの会社に行っても通用するスキルを身につけたい」、「自分は別の会社や部署で通用しなくなるのではないかと感じる」といったZ世代の価値観をつかんでおく必要がありそうですね。

社内においてキャリア観に関する対話の重要度が増しているように思います。