20230913060322.png出典:「2023年 残業に関する実態調査」(JOB総研・2023年9月11日)

JOB総研が行った「2023年 残業に関する実態調査」によると、全体では「定時上がりを意識している派」が72.4%、年代別では20代が76.6%と最多となっています。内訳をみても、20代の33.2%が「かなり定時上がりを意識している」ということで、定時での終業は働きやすいと感じる環境として重要な要素の1つになりそうです。

この調査のトピックスとして以下が挙げられています。

・全体の72.4%が「定時終業を意識」も実際は60.9%が定時終業 20代の定時終業が67.2%で最多
・定時終業の理由は「会社からの推奨」が1位 上がれない理由は「仕事量の多さ」が最多
・全体の67.2%がコロナ禍より残業が「増えた」と回答 出社頻度が高い回答者の残業時間増が顕著
・全体の60.7%が残業代「出る」と回答 サボり残業経験は「ない派」が60.9%と多数
・全体の60.8%がサボり残業に「反対」 サボり残業の影響は「心の余裕が生まれる」が1位

残業に関する捉え方は世代によって差があるようです。これらの調査を参考に、それぞれの価値観の違いなどを確認しておけると良いですね。

求人広告などでのアピールポイントとして、残業時間だけでなく、定時終業率を取り上げるのも有効かもしれません。