seisyainjyosei.jpg出典:「正社員転換、助成を増額」(日本経済新聞・2023年9月24日)

9月24日の日経新聞の記事「正社員転換、助成を増額(日経新聞)」によると、

厚生労働省はパートや派遣といった有期雇用の労働者を正社員に転換した企業への助成金の要件を2024年度に緩和する

とのことです。

現在の制度では、
有期労働者を正社員にした場合、中小企業には1人あたり57万円、大企業には42万7500円が最大20人分まで支給されますが、
2024年度より、
中小向けは60万円に、大企業向けは45万円(2人目以降はそれぞれ50万円、37万5千円に減額)に増額されるようです。

また、支給条件も、現在は
同じ会社での雇用期間が通算6カ月以上3年以内の人を対象としているのを
2024年度より
「6カ月以上」と、3年以内の条件がなくなるようです。

人材獲得競争が激しい中、有期雇用者の正社員転換はとても重要な採用施策です。うまく活用したいですね。