20231005053553.png出典:企業の人材マネジメントに関する調査2023 人材配置・異動編(リクルート・2023年9月26日)

リクルートが、人事担当者を対象に人材マネジメント(人事制度、人材の活用)をテーマとしたアンケート調査「企業の人材マネジメントに関する調査2023 人材配置・異動編」を発表しました。

主なトピックスは以下となっています。

・人材配置や異動について、「制度を変えたり、従来のやり方を見直す必要性を感じている」と回答した企業は半数以上
・「見直しが必要」と回答した企業のうち、約半数は「まだできていない」状況(できていない=14.5%、あまりできていない=36.4%、計50.9%)
・見直しが必要と感じている理由の最多は「スキル・経験と任せている仕事内容のミスマッチ」(46.7%)
・重要だと思っているが実施できていない取り組みで差分が最も大きかったのは、「従業員に対して、配置(異動)の納得感を確認している」(13.5pt差)

人材配置や異動における不満は離職につながります。採用難の状況の中、今いる人材のエンゲージメントを高めるためにも配置の納得感を確認することなどはとても重要なテーマとなります。

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リクルートが2022年に実施した「人的資本経営に関する働く人の意識調査」では、

今の部署が最適な配置であると感じている人の割合は約3割

という結果が出ているようですから、経営側も従業員側も納得できる人材配置をしっかりと検討したいですね。