20231009095048.png出典:「転職サイトCMをテレビで多く見かける納得事情」(東洋経済ONLINE・出所:CM総合研究所)
 
東洋経済の記事、「転職サイトCMをテレビで多く見かける納得事情」で「転職CM」について分析されていて面白かったので、ご紹介します。
この記事によると、求人情報関連のテレビCMの放送回数は2022年度に過去最多を記録し、今年も高水準で推移しているそうです。中でもスカウト型やエージェント型など、ハイクラス転職をうたった求人サービスの放送回数がコロナ禍明け以降激増とのことです。
 
これらのCMのキャッチフレーズは
・「今すぐ転職じゃなくても、登録して待つだけ」(リクルートダイレクトスカウト)
・「すべての未来は選ぶことから始まっている。やるべきことは自分の未来を考えること」(デューダX)
・「あの会社から?こんなポジションで。なんて魅力的な仕事。こんなにスカウトが来るなんてすごいな」、「登録したよ。スカウト見ないと自分の市場価値わからないもんな」(ビズリーチ)
 
などなっており、記事を書いた関根氏(CM総合研究所 代表)は
自分の仕事上のスキルを客観視し、生き方を問うCM展開が多い印象を受ける。
と解説しています。
 
受け手の視聴者側の反応としては
視聴者のCMへの関心を示すCM好感度は2020年に前年の4倍に伸長した。CM好感要因15項目のうち「商品にひかれた」のスコアが最高値となっており、転職意欲への表れが見て取れる。15階層別にみると、40代の男性がもっとも高い9.0%で、50代の男性が8.7%といずれも最高値を記録した。
とのことで、メッセージが響いているようですね。
 
転職へのイメージもポジティブなものに変わってきていますし、弊社も求人サイトの中で、実際の転職者の声をもとに、転職と人生をリンクさせて検討できるような情報を提供していきたいと思います。