20231107060313.jpg出典:「新卒も通年採用を」(日経新聞・2023年11月7日)

本日の日経新聞の記事「新卒も通年採用を」によると、経団連が新卒学生の採用方法について通年採用や職務内容を明確にした「ジョブ型」の導入を増やすよう会員企業に求める方針とのことです。

・経験者向けに広がるジョブ型採用や、社員が知人・友人を紹介する「リファラル採用」を新卒でも「実施・拡充することが望まれる」と踏み込んだ。

・近年問題視される「オワハラ」についても言及した。内定と引き換えに就職活動の取りやめを強要することなどを指す。会員企業はオワハラ行為がないか再点検し、防止対策を徹底すべきだと提起した。

など、新卒採用に関するいくつかの動きに触れられていました。

新卒採用の通年化は、就職活動やキャリアプランの多様化という点で学生にとってメリットがある一方、

学業の妨げになる懸念から大学側の抵抗も根強く

とのことで懸念もあるようですが、採用企業側のニーズは強く、今後もこの流れが加速するのではないでしょうか。

また、記事の中で

経団連によると経験者を通年で採用する会員企業は9割を超える。一括採用が主流の新卒に関しては、通年採用は増えているものの3割にとどまる。

とありました。

経団連の会員企業の9割において経験者の通年採用を行っているとのことです。部門が多岐にわたり、採用人数も多いということがありますが、求める人材を採用するために常に準備をしているということでもあります。

中小企業においても、まずは経験者の通年採用を実施したいですね。その上で、新卒も通年採用に。
そのためには、どのように採用情報を発信し続けていくのか、求人メディアの活用方法や自社HPの充実、自社独自での情報発信など、一歩ずつ準備をしていく必要があります。

「ちばキャリ」は中小企業が通年採用をするためのプラットフォームとなるべく、サービスの拡充をしていきたいと思います。