20231109053249.jpg出典:「退職代行」実態調査」(エン・ジャパン・2023年10月31日)

エン・ジャパンが『エン転職』のユーザーを対象にしたアンケート「退職代行」実態調査」の結果を発表しました。
「退職代行」とは、労働者本人に代わって、代行業者や弁護士が会社に退職の意思を伝えるサービスで、ちばキャリのお客様先でもたまに、社員が「退職代行」を利用して退職したという話を聞きます。「退職代行」の実態を知る上で参考になるのでご紹介します。


調査結果による主な概要は以下の通りです。

・退職代行サービスの認知度は72%。20代は8割以上が「知っている」と回答。
・実際に退職代行サービスを利用したことがあるのは2%。利用した理由1位は「退職を言い出しにくかったから」。利用しない理由1位は「退職意向は自分で会社に言うべきだから」。
・6割が「上司」「人間関係」が良ければ、退職代行サービスを利用しなかったと回答。
・3割が「退職代行サービスを利用したくない」と回答。「状況によっては使うかもしれない」は4割。

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20代における「退職代行」の認知度は8割を超えるほどに一般的になってきているようですが、全体で、実際に退職代行サービスを利用したことがあるのは2%と、利用度は低いというのが実態のようです。

退職を言い出せないくらい人間関係が悪化することもあるでしょうから、最後の手段としての価値は感じますが、個人的には利用率が低くとホッとしたのが本音です。
アルムナイ採用の重要性なども叫ばれている今、自社の社員が「退職代行」を利用して退職するようなことは避けたいものですね。