採用手法の多様化に伴い、リファラル採用の重要性について言及されることが増えています。そのリファラル採用を成功させるコツは何なのか気になるところですね。

HR NOTEにリファラル採用を成功させている会社の記事「3年間で18倍の組織規模に成長したUPSIDER。リファラル経由の入社50%超えを実現するための取り組みとは」が載っていたので、ご紹介します。

この記事は、株式会社UPSIDERの人事担当の方が寄稿したものですが、同社においては、この3年半(2020年の4月〜2023年10月)でメンバーが17.7倍になっており、正社員の50%以上がリファラルでの入社とのことです。

その人事の方によると、リファラル採用強化のための5つの取り組みとして以下が挙げられていました。

1.採用に協力的な方、採用に貢献してくださる方を採用する
2.新入社員の入社直後に採用計画や採用状況・課題を伝え、ヘルプを求める
3.Longlist(リファラルリスト)を運用し、習慣へと昇華する
4.採用に協力・貢献してくれた従業員をしっかり評価する(=Grade定義や評価制度に組み込む)
5.誇れる会社にすること

リファラル採用を徹底すると決めて振り切っている感がありますね。

弊社でもリファラル採用に取り組もうとしていますが、なかなかうまくいっていないというのが正直なところ。社員が誘ってみたいと考える友人がいても、距離が近すぎて入社後に関係が壊れるのが心配という声が上がります。

確かに友人が入社した後に思うようなパフォーマンスを発揮できなかったり、役職上の上下関係ができたり、といった不安はありそうです。

これに関しては、誘った人と入社した人の部署を変えるとよいと聞くこともありますが、フラットな組織であったり、規模が一気に拡大するようなステージであることもリファラル採用がうまくいく要因なのかもしれません。

いずれにしても、リファラル採用は人材確保のためのとても重要な手法の1つです。リファラル採用を成功させている会社の取り組みを参考にして、自社にあった導入の仕方を検討したいですね。

1次情報として株式会社UPSIDERのプレスリリースもご紹介します。