20231205054815.jpg出典:「リモートワーク」に関する調査(パーソルキャリア・2023年11月29日)

パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda」が、20~60歳代のビジネスパーソン500名と企業の人事担当者500名を対象に行った「リモートワーク」に関する調査の結果を発表しました。

調査結果の概要は以下となっています。

・新型コロナウイルス感染症の5類移行後、実施頻度は減少傾向も、制度導入率は8.8pt上昇。
・8割以上の企業が「リモートワーク」の継続を予定し、新たに導入予定も約2割にのぼる。
・9割以上の企業が「リモートワーク」制度は採用に良い影響があると回答。
・ビジネスパーソンの9割が「リモートワーク」の継続実施を希望、制度廃止の際は6割以上が転職を検討。
・「リモートワーク」の柔軟性レベルで、ワークライフバランスの満足度に23.1ptの差。

リモートワークの平均実施頻度は、週1日程度が35.6%、週2日程度が28.0%と、週に1日~2日の実施が多いようですが、採用面におけるプラスの影響度が大きいと感じている企業が多いようです。

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リモートワークにはメリットもデメリットもありますが、はたらき方の多様化が進む中で重要な勤務スタイルとして浸透していると考えられることを示しているのが、継続できなくなった場合の転職意向です。

継続できなくなった場合、6割強の個人が転職を検討すると回答していることには注目が必要ですね。
リモートワークのデメリット部分を減らせるような施策を打って、リモートワークを推奨できる仕組み作りを継続することが欠かせないように思います。

採用活動を考える上でとても参考になる情報としてご紹介します。

 

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