出典:「若手の「びっくり退職」に上司が気がつけない事情」(東洋経済オンライン・2023年12月5日)
東洋経済オンラインに面白い記事「若手の「びっくり退職」に上司が気がつけない事情」(2023年12月5日)が掲載されていたのでご紹介します。
記事のテーマはびっくり退職。要は「本当にびっくりした。まさに、これから飛躍しそうな若者だったのに」といった意外な退職のことのようです。
・日ごろから精力的に働いている
・自己研鑽に励んでいる
・社内のプロジェクトにも積極参加している
といった社員が突然やめるとなるとびっくりしてしまいますが、そんなびっくり退職が増えているそうです。
びっくり退職になる=退職直前までその兆候に気づけない背景としては大きく次の3つがあるとのことです。
(1)空前の売り手市場
(2)SNSの普及
(3)マジメな性格
売り手市場により、かなりの好待遇が提示される、上司や先輩、同僚ではなくSNSで見知らぬ人に相談をする、辞めることを決めても最後まで頑張るといったことで退職直前まで気づけず、びっくり退職につながるようですね。
確かに共感する部分があります。
記事内では、びっくり退職を防ぐために
(1)入社と同時に退職に関する約束事をする
(2)常に未来の約束事について対話する
がポイントになると解説していました。
結局は本人との対話、コミュニケーションの量と質だと思います。1on1の場などでどのような話をするのかが重要ですね。