20231221071302.png出典:「2024年日本の労働市場の展望:慢性的な人手不足の中でも市場の流動化が加速する可能性」(Indeed Hiring Lab・2023年12月15日)

 

Indeed Hiring Labのエコノミスト 青木 雄介氏が2024年日本の労働市場の展望:慢性的な人手不足の中でも市場の流動化が加速する可能性」を発表しました。

 2024年も2023年に続き人手不足であるものの、労働市場がより活発になる可能性が高いとのことで、転職において求職者が関心を寄せる4つの要素「シニア」「リモートワーク」「賃金」「異職種」に対する取り組みが鍵だと指摘しています。

転職の増加の可能性
転職希望者は増加しており、労働市場は徐々に流動化している。Indeed上で観測される「シニア」の求職関心、「リモートワーク」への関心、より高い「賃金」への関心、ソフトウェア開発職等に対する「異職種」からの関心、この4つの関心の高まりは今後の転職希望者の増加を左右する重要な要素である。しかし関心があっても年齢や経験の制約等により転職の大幅な増加に結びついていないことも確認されている。2024年に、リスキリング等を通じて、そうした問題が緩和されれば、全体的に転職がさらに増えるだろう。

とのことで、採用する中小企業側の立場としては、「リモートワーク体制」や「給与体系」、「シニアの活用」などを念頭においた環境整備が欠かせません。いずれも採用における重要テーマとしてニュースに取り上げられることが多いですが、indeedの検索データをもとに解説されると説得力がありますね。

ぜひ参考にしてください。

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