20240112062939.png出典:「転職賃金相場2023」(人材サービス産業協議会・2023年12月)

人材サービス産業協議会が、2023年4~8月の主要な職種における求人企業が提示した年収相場をとりまとめた「転職賃金相場2023」をリリースしました。

主なポイントとして以下が挙げられていました。

・全職種において、600万円以上はマネジメント業務が多くを占めており、管理職経験なども求められる場合が多いが、技術系職種では、高年収層でもマネジメント業務がない専門職である場合が多い。
・全職種に共通して当該職種の未経験者は、400万円未満となることが多い。
・経理財務など企業に共通して存在する職種の高年収層では転職回数が多い傾向にある。
・コロナ前から人材不足が継続しているIT系職種、エンジニアなどは全エリアで募集時年収が上昇傾向である。
・介護や飲食店の店長・店長候補など人材不足が深刻な職種では最低年収の底上げがみられる。

募集時の年収提示額が相場とずれていないかを把握するには有効なデータですので、ぜひ参考にしてください。


去年のデータと比較してみるのも面白いですね。
参考:転職賃金相場2022(人材サービス産業協議会リリース)