20240115052943.jpg出典:人手不足倒産の動向調査・2023年(帝国データバンク・2024年1月12日)

帝国データバンクが2023年の人手不足倒産の動向調査の結果を発表しました。 2023年の人手不足倒産は統計として遡れる2013年以降で最多を更新したようです。

主なトピックスは以下となっています。

・2023年は累計260件、前年比で約1.9倍 特に建設業は約2.7倍と大幅増加
・一時は落ち着いた人手不足倒産が急増、「2024年問題」の次は「2025年問題」も控える
・既に人手不足感はコロナ禍以降で最高水準、企業の喫緊の課題に

2024年4月に時間外労働の上限規制が適用される「2024年問題」、団塊の世代が後期高齢者に到達する「2025年問題」など、事業継続において今後さらに人材確保が重要となってきます。

正社員の人手不足を感じている企業は2023年12月時点で53.1%

とのことで、正社員の採用活動強化が多くの企業における重要テーマとなっていますね。

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参考記事:人手不足倒産、昨年8割増(日経新聞・2024年1月13日)