出典：職種別残業時間調査（パーソルキャリア・2024年1月15日）

パーソルキャリアが2023年の「職種別残業時間調査」の結果を発表しました。

主なトピックスは以下の通りです。

・2023年の平均残業時間は21.9時間／月。前回調査より0.3時間減
・残業時間が少ない職種ランキングを職種分類別で見ると事務／アシスタントが最多。
・残業時間が多い職種1位は「プロデューサー／ディレクター／プランナー（出版／広告／Web／映像関連）」
・1カ月の残業時間は「0～5時間未満」が21.4％で最多。前回調査より0.6％増加

平均残業時間は、働き方改革関連法が施行されたことやコロナ禍の影響で大幅に減った2020年・2021年と比べると増えていますが、それ以前と比べると減少傾向にありますね。

また、年代別にみると20代が圧倒的に少ないようです。全体的な動向を見て、残業時間の削減への対策を練ることは採用活動上もとても大事ですね。

ただ、最近ではゆるブラックという言葉があるように、残業時間を減らすこと＝離職防止にはつながらないこともあるようですので、残業時間と仕事の負荷は別に考えた方がよさそうです。