20240131061746.png出典:最近の雇用失業情勢(千葉労働局・2024年1月30日)

千葉労働局が1月30日に令和5年12月分及び令和5年分の「最近の雇用失業情勢」を発表しました。

令和5年12月に関しては以下の通りです。

有効求人倍率(季節調整値)は0.96倍となり、前月と同水準
・有効求人数(季節調整値)は前月比1.3%増加、有効求職者数(同)は前月比0.5%増加
・新規求人倍率(季節調整値)は1.79倍となり、前月から0.08ポイント低下
新規求人数(季節調整値)は前月比2.3%減少、新規求職者数(同)は前月比1.9%増加
正社員有効求人倍率0.82倍となり、前年同月から0.04ポイント上昇 

令和5年全体での求人倍率は1.01倍と前年より0.05P高くなっています。1年を通じての求人倍率が1倍を超えるのはコロナ禍前の2019年以来、4年ぶりとのことですが、ここ最近は1倍を切っており、12月は新規求人数も前月比で減少しています。
逆に正社員に関しては、求人数、求人倍率ともに前年・前月を上回って推移しています。

また、雇用情勢の概況としては

県内の雇用失業情勢は、持ち直しの動きに弱さがみられる。物価上昇等が雇用に与える影響に留意する必要がある。 

とのことです。

※参考記事「県内昨年求人倍率、1.01倍に上昇」(日経新聞・2024年1月31日)