20240202062224.png出典:中途採用実態調査・2023年度上半期実績、2024年度見通し(リクルートワークス研究所・2024年1月18日)

リクルートワークス研究所が、「中途採用実態調査・2023年度上半期実績、2024年度見通し」を発表しました。

主な概要は以下の通りです。

・2023年度上半期の中途採用において、必要な人数を確保できた企業は39.2%、確保できなかった企業は58.5%
・中途採用確保D.I.(「確保できた-確保できなかった」)は-19.3%ポイントと前年同水準
・2024年度中途採用の見通しについては、「増える」(22.4%)が「減る」(4.0%)を上回った

採用環境の厳しさが反映された結果となっていますね。

2024年度に関して、全ての従業員規模で「増える」が「減る」を上回っており、採用意欲はさらに高まっているようです。大手企業ほど採用意欲が高い状態のようなので、中小企業はそのあおりを受ける可能性があります。

採用強化の1つの施策として、「異業種・異職種人材の積極的な採用」があります。すでに取り組んでいる企業の割合は、5000人以上の規模の会社が41.9%に対し、5~299人規模の会社では31.5%と、企業規模により大きな差があります。

中小企業においても「異業種・異職種人材の積極的な採用」にもっと力を入れながら、気を引き締めて採用強化していかないといけませんね。

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