20240205061903.jpg出典:求人の募集賃金2%増(日経新聞・2024年2月5日)

本日(2月5日)の日経新聞に募集賃金に関する記事「求人の募集賃金2%増」が掲載されていたのでご紹介します。

ナウキャスト(東京・千代田)が作った新たな賃金指数は1月15日時点で前年に比べ2.0%上がった。

この指数は政府統計の賃金の動きに5カ月ほど先行するそうで、「春に向けて一定の賃金上昇が続く見通しを映す」との解説がありました。
(※
人材サービスのフロッグが集めたウェブ上の求人広告のデータを基にナウキャストが「HRog(フロッグ)賃金Now」として新指標をつくった。最大125の求人検索サイトに掲載された週350万件以上の募集データから正社員の賃金や求人を指数化した。)

また、ここ数年の動きは以下のようになっているようです。

新型コロナウイルス禍後の動きをみると、21年はおおむね前年割れやゼロ%台だった。
22年7~8月に一時2.0%まで加速したが長続きせず、その後1%台半ば~後半で推移した。
23年末にかけて再び加速し24年1月15日に2.0%になった。

4月の賃上げのニュースも増えていますが、物価上昇や人手不足の影響で給与アップの流れは続きそうです。
採用力の向上に向け、給与体系や給与水準の見直しが欠かせません。