20240227062712.png出典:就職白書2024(リクルート・2024年2月20日)

リクルートの研究機関・就職みらい研究所が2024年卒採用活動の実態、2025年卒以降の採用見通しについてまとめた「就職白書2024」を発表しました。
主な概要は以下の通りです。

【24新卒】

・入社予定企業等への就職活動開始当初の志望度は「当初からの第一志望群」が64.0%(2023年卒差+2.5ポイント)と増加。
・入社予定企業等に就職することへの納得度は「当てはまる・計」が77.2%(同+4.8ポイント)と増加。
・卒業年次5月までに最初の内定を取得する割合は70.4%。
・入社予定企業等からの内定取得時期は「卒業年次6月」が18.7%で最も高い。
・最初の内定取得後に就職活動を継続した割合は68.7%で継続した理由は「より志望度の高い企業の選考を受けるため」が76.1%

【24企業】

・採用充足状況は、「採用予定数を充足できた」企業が36.1%(2023年卒差-4.3ポイント)と減少。
 採用数が計画より少ない理由は、「選考応募者が予定より少なかった」が66.2%(同+14.5ポイント)で最も高く、
 「内定辞退が予定より多かった」は43.4%(同-9.3ポイント)と前年より減少。

・内々定・内定出し開始時期は「卒業年次前年の2月までの累計」が18.6%(同+6.6ポイント)と、2月以前の動きが早まる。

【25見通し】

・2025年卒の採用予定数は平均32.1人(2024年卒実績+0.6人)と引き続き採用意欲は堅調。
・採用活動開始時期の「卒業年次前年2月までに開始」の割合は、面接(対面)39.4%(同+13.0ポイント)、 面接(Web)49.8%(同+13.7ポイント)。

新卒採用における実態を把握する上で参考になるレポートとしてご紹介です。

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