20240301061005.png出典:「2024年 転職条件の実態調査」(JOB総研・2024年2月26日)

株式会社ライボの調査機関『Job総研』が「2024年 転職条件の実態調査」を実施し、結果を発表しました。
同調査では、転職時に優先することや、現代におけるキャリアと企業風土の関係有無とその理由、また社会人が考える職場のゆるさ/厳しさの定義、さらに転職先に選ぶ企業風土などをヒアリングしています。

主な概要は以下の通りです。

・全体の65.8%が転職先には給料より「働き方」を選ぶと回答 年代別では20代が最多
・全体の83.6%がキャリアは企業風土に「左右される」理由は「ゆるさ/厳しさは変えられないから」
・ゆるさの定義は「出退勤時間・働き方が自由」 厳しさの定義は「失敗への厳しさや批判がある」
・全体の86.7%が転職先に「ゆるさ」求む 年代別では40代・転職回数別では5回以上の回答が最多
・ゆるさ選ぶ理由は「プレッシャーやストレスの軽減」 厳しさ選ぶ理由は「報酬への期待」が1位

転職先を選ぶ際に「働き方」を重視する方が約7割ということで、採用する企業側としては柔軟な働き方に対応できる環境を整えておくことが採用力強化の条件となりますね。

「働き方」が自由という状態がどういう状態を指しているのかは推し量らないといけませんが、リモート環境が整っていたり、フレックス制度が取り入れられていたり、残業や有給所得の融通が効いたりといった状態でしょうか。

年代によっても価値観が大きく変化しています。経営者の古い価値観を捨てて、採用力強化に向けた対策を練ることの重要性を感じます。

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