20240308063117.png出典:ジョブ型雇用に関する意識調査(パーソルキャリア・2024年3月4日)

パーソルキャリアがdodaで20~59歳のビジネスパーソン500人を対象に行った「ジョブ型雇用に関する意識調査」の結果を発表したのでご紹介します。

主な概要は以下の通りです。

・「ジョブ型雇用」を知っていて、ほかの人に説明できる人の割合は全体で約12%。年代別では若い年代ほど高い
・「ジョブ型雇用」に「肯定的である」人は約30%。「メンバーシップ型雇用」と比べて10ポイント以上の差
・今後転職をするとしたら、半数以上が「ジョブ型雇用」ではたらきたい。理由のトップは「自分のスキルを活かせそうだから」

転職を考える際に「ジョブ型雇用」を意識する人が半数以上いるのですね。
日本では海外のように完全に「ジョブ型雇用」に移行するのは難しいと感じますが、「ジョブ型雇用」を意識する人が多いというのは、任される仕事の内容をもっと明確にしてほしいという気持ちの表れなのかもしれません。

募集時、面接時に、仕事内容や役割をできるだけ明確にしてあげることで安心感を与えてあげることも大事ですね。特に将来のキャリアに不安を感じている若者には、どんなスキルが身につくのかをできるだけ鮮明に示してあげることがよいように思います。

※ジョブ型雇用とは

企業が人材を採用する際に、ジョブ(職務内容)を明確に定義して特定し、その職務を遂行するために必要なスキルや経験、資格などを持つ人材を採用する手法です。明確なジョブディスクリプション(職務記述書)で職務内容を具体的に示します。また、勤務時間、勤務場所などの勤務条件についても採用前に定めた上で雇用契約を結びます。