20240318062124.png出典:中小も高水準4.42%(日経新聞・2024年3月16日)

連日、賃上げのニュースが続きますが、連合が15日発表した2024年春季労使交渉の第1次集計では、中小企業の賃上げ率は4.42%に達し、32年ぶりの高水準となったとのことです。

賃上げ率は前年の同時期から0.97ポイント上昇した。最終集計と比べると5.10%だった1992年以来の高い水準だ。
基本給を底上げするベースアップ(ベア)率も明確に分かる268組合で2.98%と0.86ポイント上がった。

とのことで、かなり活発な動きとなっています。

ただ、

賃上げ率は組合員数300人以上の大企業は5.30%で、中小との差は23年の0.36ポイントから0.88ポイントに拡大した。22年は0.1ポイントだった。

とのことで、大手との差は広がっています。仕事は給与だけではないとはいえ、給与格差が開けば、人材確保は困難になります。
生産性を上げて給与UPができる経営体制づくりが欠かせませんね。