20240408061959.png出典:中途採用、今年度5割迫る(日経新聞・2024年4月8日) 

日本経済新聞社が7日まとめた採用計画調査によると、

2024年度の採用計画に占める中途採用比率は過去最高の43.0%と5割に迫る水準になった

とのことです。

多くの企業において、中途採用は欠員補充ではなく、戦略的に経営に取り込むための採用活動に変革してきましたね。

「エンゲージ」の事業責任者を務める岩崎拓央氏のコメントも掲載されていました。

「中途採用は人手が足りない時にその都度募集することが多かったが、あらかじめ計画を立てて採用していく動きが広がっている」

弊社では、大企業に限らず中小企業においても採用活動は欠員補充ではなく、常時採用が望ましいと考えています。時間をかけてでも、欲しい人材を着実に採用していくための活動が欠かせなくなってきましたね。

また、この記事ではダイレクトリクルーティングへの関心の高さにも触れられていました。

中途採用を増やすための工夫について複数回答で聞いたところ「ダイレクトリクルーティングの導入」が55.4%、「リファラル採用の導入」が51.1%、中途退職者の交流ネットワークである「アルムナイ(卒業生)採用の導入」が25.1%となった。

弊社が運営する「オファくる千葉」への掲載問合せも増えてきており、その流れを感じます。ただ、ダイレクトリクルーティングはかなり労力がかかりますので、中小企業においてはかなり気合を入れて粘り強く取り組む必要があります。

採用難が続く環境ですので、大変ですが、複数の採用手法を取り入れながら、長期継続的な採用活動に取り組んでいきましょう。