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高卒、求人倍率は最高水準(日経新聞)

出典:高卒、求人倍率は最高水準(日経新聞・2025年7月2日)


高卒採用市場が活発化する一方で、定着やミスマッチ対策が課題となっています。
記事では、以下3つの観点から現状と企業の取り組みが整理されています。


① 就職希望者の減少と求人倍率の上昇
2025年3月卒の高校生の就職希望者は13.8%・約13万人で、5年間で約6万人減少。一方で人手不足により有効求人倍率は4.10倍と過去最高に。東京都では15倍超となり、採用競争が激化している。


② 待遇向上による人材確保の強化
西松建設は高卒採用を20年ぶりに再開し、初任給26万円+手当で大卒平均を上回る水準に。セコムは免許取得費用補助や職業体験施設、どうとんぼり神座は祝い金や社宅制度を用意するなど、各社が高待遇で若手確保を図っている。


③ 定着支援とキャリアの選択肢拡充
今治造船のマイスター制度やJR東日本の総合職開放など、高卒者にも成長機会を用意。一方で高卒就活は短期間・1社応募という構造的制約があり、2021年就職者の3年以内離職率は38.4%と大卒より高い。ジンジブの職業体験会など、接点拡大や職業理解の支援も進んでいる。



求人倍率に関しては、都内の倍率が平均値を大きく引き上げているものの、
千葉単体でも3.17倍(参照:令和7年3月新規高校・中学卒業予定者のハローワークにおける求人・求職状況)となっており、同じく3月の千葉県内の正社員有効求人倍率0.80倍と比較しても大きく差が開く状況となっています。


こうした新卒の採用が厳しさを踏まえ、第二新卒と呼ばれる20代の若手の中途採用に踏み切る企業が増えている状況です。


弊社でも同様の背景から中途採用を開始し、ご支援させていただいた企業様の事例がありますので、採用活動を行う上で参考にしていただければ幸いです。


「採用競争を勝ち抜くために新卒採用オンリーから脱却
中途採用を成功に導いたのは強化してきた企業広報力」
株式会社小出ロール鐵工所 様 採用成功事例

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