三立機械工業株式会社
どん欲に技術を磨ける環境。

どん欲に技術を磨ける環境。

K・Mさん(39)
2014年入社
前職:金属部品の機械加工
現職:金属部品の機械加工

「これからも千葉で暮らす」ための転職でした。

―前職は?

前職も同じように、部品の機械加工をしていました。
高校卒業後、新卒で千葉県内の会社に入って、主にNC旋盤のオペレーションをしていました。

―なぜ転職を?

勤めていた工場が、他県に移転することが決まったんです。
当時はすでに結婚をしていて、子どももいました。単身赴任という選択肢もあがったのですが、やはり家族と一緒に暮らしたいという気持ちで、転職活動をすることに決めました。

―どんな軸で会社選びをしていたのですか?

機械加工の仕事を続けたかったので、同じような仕事ができる会社を探しました。自宅から通える範囲の製造業をネットで調べて、その中で三立機械工業を見つけて応募しました。

―機械加工の仕事は続けると決めていたのですね

はい、この仕事、好きだったので。

―高卒で就職するときも、モノづくりの仕事と決めていたのですか?

いえ、全然。その当時は、なんとなく大手で安心かなっていう理由で会社を選びました。入社後に、機械加工か組立かで配属を選ぶときがあったのですが、先輩に誘われて何となく機械加工に進んだんです。

でも、実際にやってみると…ハマりました。自分の手ではつくれないものを、機械を使えばつくれるというのがとても面白くて。「もっとやりたい!」という気持ちが、どんどん高まりました。

―機械加工ができる会社…と絞っていって、最終的に三立機械工業に決めた理由は何だったのですか?

大きな理由は、自社製品を持っていて、自社で開発から製造まで手がけていることですね。自分のつくった部品が、自社の製品に直結するというのが魅力に感じました。

また、前職は比較的規模の大きい会社で、加工・組立・検査などの工程が別の場所にあって、実際にどう使われているのが見えにくかったのですが、三立機械工業の場合は各工程が同じ工場内にあるので、自分のつくった部品がどのように製品になっていくかが見えるのも、やりがいがありそうだなと思いました。

一人担当は大変だけど、チャレンジもしやすかった。

―実際に入社してみて、何かギャップなどはありましたか?

機械加工という点では同じなのですが、使用する機械が変わりました。前職ではNC旋盤をメインに使用していたのですが、入社後はマシニングセンタや汎用フライス盤なども使うようになりました。

あとは…入社して間もなく、前任の方が退職となり、機械加工は自分一人で担当することになりました。

―そうだったのですね…!それはけっこう大変だったのでは?

大変ではありました…でも、その分、自由度も高くて、やってみたいことを試せる環境でもあったと思います。

―やってみたいこととは?

自分はどんどん新しい加工にチャレンジがしたいし、もっとスキルを磨きたいと思っていました。そこで目をつけたのが、部品製作の内製化です。

入社したときは、外注率が今よりもずっと高く、社長と相談して「内製化できる部品を増やす」という目標を設定しました。約10年かけて、自社で加工する割合を高めていきました。

―どんなふうに、内製化を進めていったのですか?

作業を合理化して時間をつくり、その時間で新しい部品に挑戦する、の繰り返しです。

機械ごとに最適な加工条件を探り出すことはもちろんですが、段取り時間・加工時間をそれぞれ記録・分析して、加工中に次の部品の段取りや準備を並行して行うなど、工夫しました。また、治工具についても違うものを試したいと思い、展示会に参加したりして情報収集もしていましたね。

―一人では決断できない部分もあると思うのですが、社長も前向きだったのですか?

はい、社長自身も常に改善を考えてくださっており、背中を押してくださいました。社長との距離が近くて、話しやすい環境だからこそ、新しいことにチャレンジしやすいのだと思います。

また、僕も含めて製造部門の社員にもPCが貸与されていて、工場にいながら情報収集がしやすいんです。ここに来るまで、あまりPCを使ったことがなかったのですが、周りの先輩方にも教わりながら、PCの活用はかなりできるようになったなあと思っています。

―ちなみにどのくらい内製化したのですか?

約60%くらいから、現在は90%以上の部品が内製化できています。もうできることはやり切ったと思っているので、次はもっと大型の部品に対応できるようになりたいなあと思っています。

―すごい…そのモチベーションの源泉は何ですか?

できなかったことができるようになる、技術の向上が嬉しいし、純粋に面白いと感じているからですね。また、自分は仕事が同じことの繰り返しになってしまうのが嫌なんです。ルーティン化するのを防ぐためにも、常に新しいことにチャレンジしたいと思っています。

近い将来は、二人で。楽しみがたくさんある。

―御社の工場は、どのような雰囲気ですか?

同じ工場に機械加工、製缶、組立の持ち場があります。それぞれが自分の持ち場で黙々と作業していて、会話は少ない方かもしれません…。ただ、自分はそれも心地よいですし、もちろん何かあれば気軽に話せます。

それぞれの工程が隣り合っているので、自分のつくった部品が製品になっていく過程を間近で見ることができます。ときどきお客様が製品を見にいらっしゃることもあって、直接お客様の声を聞ける機会があるのは、貴重ですね。

―今後は新製品開発にも力を入れていくと聞いていますが、会社の成長や変化を感じていますか?

感じています。既存の銅のリサイクル装置だけでなく、その技術を応用した新しい分野の製品開発も進んでいて、自分も実際にその部品をつくったことがあります。また、既存の製品であっても、お客様ごとのオーダーメイド製作なので、要望に合わせて臨機応変に対応しています。そういった積み重ねが、新しい製品開発にもつながっているのかなと思います。

―これから、楽しみにしていることはありますか?

ぜんぶが楽しみですね。

自分の仕事でいうと、今後より大型の部品も自社で加工するという目標を立てていて、そのためには新しい機械の導入が必要なのですが、ちょうど先日、「この機械を入れればこれだけコストの削減ができる」という資料をまとめて、社長に提案したところです。実現すれば、できることがまた大きく広がります。

あとは…

―あとは?

やっぱり、後進を育てていきたいです。

ずっと一人で担当してきましたが、自分の仕事を引き継いでくれる人を育てて、さらに新しいことに挑戦できる体制をつくっていきたいです。近い将来、二人体制になることが楽しみです。

―御社のモノづくりは、どんな人に向いていると思いますか?

まじめすぎる必要も、考えすぎる必要もないと思います。コツコツとやっていける人であれば、それで十分です。

人数が少ない分、自分の仕事に責任を感じやすい環境ではあります。自分も最初は不安を感じることもありました。ただ、失敗を恐れすぎずにまずは着手して、試行錯誤しながらコツコツ続けていく。それができれば、必ずスキルは上がっていきます。

何より、機械加工は本当に奥の深い仕事です。そして三立機械工業なら、新しいチャレンジもたくさんできます。モノづくりをしたい方にとって、最高の環境だと思いますよ。

企業担当者の声

当社は未経験・異業種からの入社が多い中で、Kさんは入社当初から、即戦力として活躍してくれています。

Kさんのすごいところは、技術を磨くだけでなく、そのための時間をどうやって生み出すかを合理的に考えて実行できるところです。展示会に足を運んで情報収集したり、治工具を自分で工夫したりしながら、主体的に業務改善を進めてきてくれました。その積み重ねが、内製化率の向上という結果につながっています。設備投資などに関しても、自らデータを調べて、資料としてまとめて持って来てくれました。技術者でありながら、こういった動きができる人材はなかなかいません。

今後は、技術者としてさらに高度な加工にチャレンジしながら、後進の育成などのマネジメントの領域でも活躍してもらいたいと思っています。もちろん、できる限り本人の意向に寄り添いながらキャリアを築いていってほしいと思っています。期待している人材です。(代表/中根より)

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