入社の決め手は「通勤2分?!」前職の倒産を機に、好きだった開発業務へ
鈴木 克哉さん
(男性 / 34歳)
- Before
- WEB関連のフロントエンジニア
- After
- 自社製品開発のシステムエンジニア(社内開発)
記事の目次
アパレル、鉄道、そしてIT業界へ。エンジニアとしても複数の働き方を経験
これまでの経歴を教えてください
私、結構いろんな経験をしておりまして(笑)
まず、大学卒業後は皆さんもきっと着たことのあるだろうファストファッションを展開している会社へ就職し、1年ほど店舗で接客業務をしていました。
そこを退職した後は、鉄道会社へ。志望理由は特になかったのですが、父親がその会社で勤めていたことや自分も普段から利用していたので、仕事のイメージのしやすさですかね。窓口業務をメインに5年ほど勤めていました。
20代後半まではITとは異業種で働いていたんですね
そうですね。2社経験して感じたのが「潰しがきく仕事をしたいなぁ」って思ったんです。で、色々考えた時に「システム開発だったら案件ごとで終わりもきちんとあるし、これだ!」となったんです。
各仕事において個人の感覚もあるので一概に言えませんが、「やっていて”何にもならない仕事”はやりたくない」と、私は思っちゃって。スキルを得られたり、成果物として残った方が楽しいな…という考えで、IT業界を目指しました。
そこからはどんな経験をしたのですか?
IT業界に入ってまずは、アウトソーシング系の会社で大手銀行や通信会社のサーバー保守案件などに携わりました。
3年ほどで退職をしたのですが「ITの基礎スキルや、お客様先での対応の仕方(立ち振る舞い方・コミュニケーションの取り方など)」は、この会社で学びました。客先案件だったこともありますが、若手のうちに守ってくれる社員のいない現場でお客様との交渉術を覚えられたのは、自分にとっていい経験になったと感じています。
辞めたキッカケの1つは「保守業務がキツかった!」ということ。サーバーは、24時間365日動いているので、何かトラブルが起きたら、例え夜中でも連絡が来て自宅からタクシーに乗って現場に向かうこともあったり…。加えて、リアルタイムでクライアントへの報告も必須と、夜中に報告の電話をかけようもんなら、まぁ皆さん機嫌悪いですよね(笑)
「その気持ちわかるよ、自分も同じだよ…」なんて思いながら、対応をしてました。
大手案件でしたので、何か1つ変更(例えば、12時対応予定だったものを13時に変更)する際には、リスクを全部書き出し・そのリスクに対して問題がないことを証明する資料を提出する必要があって。
私はビビりな性格なのでリスク回避については慎重になりつつも、適当な部分も部分もあるので「自分には向いてないな」って思って。また、新しいモノ好きなところもあり「開発業務」に興味があったんです。なので、4社目は、WEB関連のフロントエンジニアへの転職をしました。
ただ、4社目は色々あって会社が無くなってしまって、次を探さないとと思い、転職活動をした流れです。
「楽しくて時間がたつのが早い」そう感じたのが開発の仕事
転職活動は結構急がれてやったんですか?
そうですね。いきなり倒産しちゃったので「早く勤め先見つけないと!」とちょっと焦りながら、でも、大阪旅行の予定もあったのでそれはきちんと行きながら、マイペースに転職活動をしていました(笑)
転職の軸など決めていましたか?
通勤距離です!!!
以前に自宅から通勤10分の案件に携わったことがあって、その楽さを知ってしまった以上、都内まで通うの無理だなって思ってしまって。
システム関係の会社って都内にあることが多いのですが、千葉にもないかなぁっと、ネットで検索してた際に「ちばキャリ」を見つけて「勤務地は千葉希望の条件はクリア」となり、その中から、いくつかシステム会社へ応募をさせていただきました。
東京オータスに入社を決めたキッカケは?
1つは、やはり通勤距離です。自宅からめっちゃくちゃ近いんですよ…
もう1つは、直近でフロントエンジニアをしていたので、次はサーバー寄りの開発を経験したいと思ったからです。いままでと業務内容を変えることで、自分のスキルアップがさらにできるとも感じました。また、自社パッケージを持っていたりと、自社製品があることへの強みも感じましたね。
選考のスピード感も早くて、前の会社の倒産が10月だったのですが、12月1日には入社していました!
自分がやりたい開発にどう関わっていくかも成長の鍵
完全自社内開発ですか?
そうですね!いままでには客先案件も経験してきましたし意識してきませんでしたが、自社内開発っていいですね。何かあっても近くに聞ける人もいるし、勤務地固定ですし!
いまどのような案件に携わっていますか?
いまは入出荷管理システムの開発に携わっています。この案件は、自社パッケージではなくて、お客様要望に合わせたフル開発なので、自分の経験だけでなく、いままで使ってこなかった知識を調べ・組み合わせながら行っています。
難しい部分であり、やりがいの部分でもありですか?
まさにそうですね。
開発前の下準備として自分で学んでいかないといけない知識も多く、本を読んだり先輩に聞いたり、いまの時代はネットや動画サイトにもまとまっていたりするので、色んなツールを駆使しながら、学んでいます。
「分からないつらさ」も、もちろん感じることも多いです、嫌になったり集中力なくなったりで、そのまま自分の好きなクリエイターの動画を見に行っちゃうこともありますしね。
でも、こういった時間を乗り越えて「知識を自分のモノにして、うまくハマった瞬間」は、とても楽しいですね。
エンジニア、特にシステム開発という仕事は、インプットしたモノをすぐにアウトプットできる環境にあるので、仕事の中で自分の得たスキルどんどん開示していってますね。そこに楽しさを見つけ出せると「もっとスキルアップしたい!」って、学びの時間も増えるサイクルです。
時には「これいらなかったな…」と学んだあとに思う瞬間もあります。でも、経験したからこそ「いる・いらない」の判断ができるようになっているし、今後どこかで使うかもしれないし「いまやっておいてよかった!」という志向にしていますね。
開発部の雰囲気は?
年齢構成的には下が26歳・上は48歳と、近い年齢のスタッフが8名います。雰囲気的には、いい意味でも悪い意味でも「優しい人達」と感じます。
いい意味だと、ほんとにみんな何を聞いても教えてくれる。「え?」って露骨な顔をしてくる人もいないので、気兼ねなく聞けるのは精神的にも、かなり働きやすさを感じます。
悪い意味だと、緊張感が少し薄くなってきているのかなぁ…って。聞いたら与えてくれる環境なので、これに慣れてしまうと、いざ後輩を持った時に”育てることができない人”になってしまうと感じることもあって。
飴と鞭理論でいくと、1人くらいは「場の空気を締められる人」がいたほうがバランスのいい組織になるのかなとも感じています。
ある程度業界経験もあるし「お前がやれよ」って思うかもですが、自分も締め役にはなれない性格をしちゃっているので、他力本願なんですけどね(笑)
これからやりたい仕事などはありますか?
入社して4年目になり次のスキルアップとしては、提案にも関わっていきたいです。上流工程ができる「システムエンジニア」になりたいです。
むしろ、なりたいではなく『1年後にはいまよりもパワーアップし、提案している自分の姿がある』と思っていますし、それを目標に逆算して「必要なスキル」を学ぶようにしています。
できる環境があるので私はそれを東京オータスで実現しようとしていますが、考えは人それぞれだし、やりたいことがもっと素早く手に入る環境に行くのも全然アリと思いますよ。
私は新しいモノ好きでもあるので、いつかは社内アプリではなくクラウドシステムを使用した開発にも携わってみたいと思っています!
ありがとうございました!
担当者の声
田浦様
経歴書をみて感じたのは、鉄道会社に勤めていたのもあり「人と接することが好きなのかな」という印象がありましたね。でも、彼自身はプログラミングなども開発も好きでいてくれて。
当社ではただプログラミングするだけでなく、お客様先にいって「困りごとを聞いて、それを解決できるシステムを提案・開発してあげる」ことがメインなので、お客様とコミュニケーションが抵抗なくしっかりと取れる、話せる人材を求めていて。
過去を含めた彼のいままでは、当社が求める人物層にはピッタリと感じて採用をしたのを覚えています。
入社後の彼は仕事以外の面でも、電話を取ってくれたり整理整頓など、色んなことに気づいてくれて動いてくれる方でいてくれて。電話取ることにしても嫌がる子も多かったり、しかもエンジニアという職種的にも「細かい仕事だから集中したい。周りの音声を入れない時間帯が欲しい」と思って、仕事を進める方のほうがむしろ多いじゃないですか。
でも、彼は外線なども進んで取ってくれることが多く、そういった面でもかなり評価していますね。みんなが嫌がることにも、自ら気づいて動いてくれるお手本になる存在と感じますね。
企業情報
- 会社名
- 東京オータス株式会社
- 事業内容
- 情報処理サービスの提供
- 求人情報
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