街づくりの【CADオペレーター】

企業からのPRメッセージ

道路とか、上下水道とか、公園とか、がけ崩れを防ぐ法面とか、橋とか。街を支えるインフラを「土木設計」するのが十一設研の事業。その中で私はCADオペレーターを担当している。設計士の先輩たちが設計したものを図面にしていく仕事だ。

「土木は、土の中に設計する。だから難しい」と代表は言う。

例えば「家」は地上につくるから「空間」に設計する。では「下水道」は？ー地中につくるから「土の中」に設計する。これが実は、すごく大変。地質は場所によって違うし地形も違う。一つとして同じ設計にならない。

それに、工事（縦に十数メートル穴を掘り、そこから横に掘り進む）が始まってからも「現場」の上を車が走る。絶対に崩落なんてあってはならないから、緻密な構造計算をする。工事の際にショベルカーをどこに配置して、どの角度で掘っていくかまで「設計」する。

地上から見えるのはマンホールだけかもしれない。でもその下には、難題に果敢に挑んで創りあげられた別世界が広がっている。この別世界が、地域の人々の暮らしを支えている。

私はCADオペレーターだから自分で設計するわけではないけれど、隣で先輩設計士の仕事を見ていて、いつも感動する。

大きなプレッシャーもあるはずなのに、先輩たちは飄々としている。黙々と設計に取り組んで、迷うところは仲間と相談して「うんうん」と頷き合って、重要なインフラを形にしていく。

「もちろん責任の大きな仕事だけど、一人じゃないから」と先輩たちは言う。確かにこの会社にいると、夢中になって図面に向き合っていても孤独を感じることがない。いつもみんなが一緒にいてくれて、支え合っている感覚がある。みんなで仕事できることが楽しいなって素直に思える。

先輩たちにも不安はあるのかもしれない。それでもこの仕事を続けていく理由があるんだということが私にもわかってきた。「我々がインフラを守らなきゃいけないから」と代表は言っていた。この言葉を聞いて、私は震えた。

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この会社に入って目標ができた。まずはCADオペとしてしっかりと土木の仕事を学んで、私はここで設計の仕事をしたい。先輩たちのように、なりたい。

土木とは関係のない分野から転職してきました。街づくりに関わる責任とワクワクと、大きなやりがいを感じています。