20240305062929.png出典:「「あえて非正規」若者で拡大」(日経新聞・2024年3月4日)

昨日の日経新聞の記事「「あえて非正規」若者で拡大」で、正規社員と非正規社員の雇用形態に関して触れられていたのでご紹介します。

25~34歳のうち、都合の良い時間に働きたいとして非正規になった人は2023年に73万人と、10年前より14万人増えているのですが、その理由に大きな特徴が現れています。

理由として増えたのは、「自分の都合の良い時間に働きたい」との回答だ。
23年で31.9%と、13年と比べて10.6ポイント上がった。

とのことで、自分の都合に合わせて働きたい方が増えているのが顕著ですね。

その他、

全ての世代でみても、正社員になれず、やむを得ず非正規となった人は減ってきている。23年は196万人と、13年より145万人少なかった。

非正規社員は総数では23年に2124万人と、13年に比べて218万人増加した。高齢者で働き続ける人が増えたためだ。65歳以上で「都合の良い時間に働きたい」という人は145万人と89万人増えている。

と、何が何でも非正規社員ではなく正規社員になりたいというわけではなさそうです。

先日の記事、「2024年 転職条件の実態調査(JOB総研) -2024.3.1-」でも、転職先を選ぶ際に自由な働き方を重視する傾向が強いことをご紹介しましたが、様々なスタイルで働ける環境を整えることは採用力強化の大きな武器となりそうですね。