仕事も旅も充実!全力でおすすめしたい「会社員ワーケーション」

「在宅勤務やリモートワークにも慣れてきて、働き方に刺激が欲しいなぁ…」
「旅先で仕事したら有給休暇も使わずにその土地を楽しめるのでは…」

そんな風に、“ 住まいと違う場所で働きたい ” “ 旅先で仕事ができないか ” と思ったことはないでしょうか?

その想い、「ワーケーション」で叶えることができるかもしれません。

実は筆者も、会社員でありながら自宅を離れてワーケーションを体験したひとりです。
そこで今回は、実体験をもとにワーケーションがおすすめな理由や、ワーケーションの場所の探し方についてお伝えします。

フリーランスや経営層じゃない会社員でもワーケーションは実行可能!
リモートワークや在宅勤務などが可能な職種の方は、ぜひ一度試してみませんか?

1. ワーケーションがおすすめな理由

私がワーケーションをおすすめするのは、

  • 働きながら住まう地域の暮らしを楽しめる
  • 好きな場所が増える
  • 普段関わらない人とコミュニケーションが取れる
  • 二拠点や多拠点生活の候補地として生活を体験できる

このような点からです。

仕事をしながら旅もできる地域のくらしを体験できる、いろんな場所に住んでみたかったり、旅の延長で暮らしをしてみたかったら、魅力的な働き方だと感じます。
詳しく4つのおすすめな点をご紹介します。

①働きながら住まう地域の暮らしを楽しめる

仕事を辞めることなく、旅先や住んでみたい場所で仕事・生活ができるのがワーケーションの大きなメリットです。

会社員の場合、旅行先に滞在できるのは日数が限られますし、長期滞在の旅行では休暇前後の業務調整が大変だったり、有給日数が気になったりしてしまうもの。

仮に千葉に住んでいる私が、京都で暮らしてみたいと思ったら、

  1. 旅行で京都へ行く
  2. 仕事を変えて京都に引っ越す
  3. 仕事はそのままで(在宅勤務・異動)京都に引っ越す

というような選択肢が挙げられますが、関東から関西などへの遠距離の引っ越しは簡単ではありません。

かといって京都旅行もほんの数日、暮らしを楽しむまでには至らないのではないでしょうか。

そこでおすすめなのが、「長期滞在できるワーケーション」なのです。

会社員でワーケーションをするのであれば、勤務日は仕事に励み、休日はその土地を楽しむことができます。勤務日も仕事が終われば好きなように過ごせるので、遊びに出かけたり、縁があればその土地の方と一緒に過ごすこともできます。

まさに、働きながらその土地(地域)を楽しむことができるという点が、ワーケーションがおすすめな理由なのです。

②好きな場所が増える

長く住むとお気に入りの場所ができたり、思い出が増えたり、その地域や土地が好きになっていきます
ずっと住むわけではないので、いいとこ取りという一面もありますが、愛着のある場所が増えるのは楽しいものです。

また住んでみて、その地域の人との交流で得る情報や体験もあるので、旅行でちょっと滞在して…というよりは、得られるものが大きいかもしれません。

そして天候が悪くても、まいっか~と思えるのも長期滞在ならでは。
例えば海のきれいな地域に行ったら、晴天の青い海が見たくなります。しかし3日間の旅行では、タイミングが合わないといい景色が見られない…ということもあります。

しかし長期滞在のワーケーションなら、1日くらいは天候がハマる日があるので、青い海が見れたり、ウミガメが見れたり、なんてことがあるのも嬉しいポイントです。

③普段関わらない人とコミュニケーションが取れる

コワーキングスペースやシェアハウスなどを利用すると、同じタイミングで滞在している方やスタッフの方との交流が生まれやすいです。

普段接点のない業界の方日常付き合う方とは違う年齢層の方その土地だけでなく多様な場所から集まっている方など、いつもと違うコミュニケーションが生まれるのも面白い点でしょう。

私は初対面の方との交流が得意ではありませんが、皆さん慣れていたリ、交流会みたいな場も設けられているケースもあり、少しずつ会話ができるようになりました。

④移住・二拠点の候補地として生活を体験できる

ゆくゆくは移住や二拠点・多拠点生活もしてみたいなら、ワーケーションで今の仕事をしながらトライできます。

実際に住んで暮らすことで生活が見えてきますし、その地域に住む人たちの様子も知ることができます。

移住先で仕事を探したいと考えている場合は、働く環境について現地で調べることもできるので、そういった時間としてワーケーションで過ごすのもおすすめです。

なお、ワーケーションとは「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語で、ワーケーションにも様々なタイプがあります。私が今回おすすめしているのは「地域で働くためのワーケーション」となります。

様々なタイプのワーケーションスタイル
地域で働くためのワーケーション

リモートワークの利点を生かして、場所を問わず地域(都心・地方)で働く事が可能。
旅先で、好きな地域で、帰省を兼ねてなど、場所は様々。
地方創生などの事業と関連して、その土地に滞在するケースもある。

休暇メインのワーケーション

休暇(バケーション)を中心に、ときどき仕事もする働き方。
比較的仕事を選んだり時間の調整がしやすい個人事業主・フリーランスとの相性が良い。

移住・二拠点生活促進のワーケーション

移住や二拠点・多拠点生活の希望者が、その土地に住み暮らし、仕事もしながら生活を体験する。
多くの自治体が移住者などの誘致に積極的で、助成金などのサポートも増えている。
また、その地域に住んでいる方との交流が組み込まれたプログラム型のワーケーションもある。

チームビルディングのワーケーション

個人ではなく会社の部門やチームなどで、合宿のようなチームビルディングをおこなう働き方。
日常業務から離れて、研修をしたり、プロジェクト開発に取り組んだりと、チームで集中する時間を持つ。

2. ワーケーションにおすすめな場所の探し方

ワーケーションにおすすめの場所は、あなたが何を重視するかによって異なってきます。
働き方・生活環境・休日の過ごし方という3つの視点から、探し方をご紹介します。

なお会社によって働く場所の就業ルールを設けている場合もあります。
リモートワークOKでも働く場所は指定(家やサテライトオフィス限定など)、どこで働いてもOKだが商談内容などの会話は漏れない場所、などルール確認や事前相談をしておくと安心です。

2-1. 働き方から探す

どのような仕事をするかで、求める環境が異なります。
オンライン会議がある場合は高速インターネット接続がマストですし、電話が多い場合は会話できる仕事環境が必要です。

パソコン仕事だけれどミーティングはないから、そこそこネットが使えればOKという方は、かなり選択肢が広がるでしょう。

ホテルに住んで、仕事もするケース

ワーケーションプランなどもあり、探しやすいのがホテル滞在型ワーケーションです。

Wi-Fiがあって部屋に届くか、インターネットの速度は遅くないか、椅子や机は仕事に向いているか(体が疲れないか)、食事は採れるか(ホテル内外の飲食、スーパーなど)といった点を調べておくと安心でしょう。

コワーキングスペースで仕事をする

仕事場と住まいを分けるなら、働く環境が整っているコワーキングスペースで仕事をするのがよいでしょう。

基本的にコワーキングスペースであれば、Wi-Fiやネット速度などは問題ないと思われます。
オンライン会議ができるか、電話はOKか、個室はあるか、利用できる時間帯はいつか、といった自分の求める環境に合っているかを確認しておきましょう。

何ヶ所かコワーキングスペースがあるような地域なら、色々使ってみるのも面白い体験になることでしょう。

コリビング・シェアハウスに住んで、仕事もする

ホテル同様、住まいと仕事場を同じ場所にするワーケーションスタイルです。
ホテルと違うのは共同スペースがある点です。

仕事をするのが個室なのか、共同スペースなのか。共同スペースの場合、オンライン会議や会話はどこまでOKか、ネット環境は整っているのか、という自分が希望する働き方ができるか確認が必要です。

共同生活なので、一緒に住む方と話す機会があったり、仕事の情報交換ができたりと、コミュニケーションが生まれやすいのが特徴です。

 

私は「コリビングに住んで仕事もする」を選択しました。
外食だけでなく自炊もできる環境でコストを抑えたかったこと、利用者の方と多少会話などができるかなという点から選びました。

スタッフの方、利用者の方と徐々に会話が増え、一緒に食事する機会もできたので、このスタイルを選んでよかったと思います。

また場所選びの際は、ネット環境(速度)、椅子と机の環境、電話OKか、キッチンや洗濯などの環境確認をしました。

2-2. 場所から探す

どんな場所に住んでみたいか、せっかくのワーケーションなので、行ってみたい希望の地域・エリア・具体的な場所から探すのも方法のひとつです。

  • 都心
  • 地方・田舎
  • 海や山
  • 温泉

など、以前訪れた場所がよかったから再訪したい、自然の中に身を置いてのんびりしたい、温泉三昧で過ごしたい…
どう過ごしたいかで、選択肢も絞られてきます。

なお、都心部の方が働く環境が整っている場所が多くあり、地方では最適な環境を探すのに苦戦する可能性もあります。
地方や田舎を選ぶ場合、最低限働くうえで必要な条件を決めておくとよいでしょう。

地方(来間島※沖縄県)のワーケーションも体験していますが、最寄りのコンビニが5km先にあるという、今の私生活とはかけ離れた環境でしたが、貴重な経験として楽しめました。ちなみにネット環境は最高パフォーマンスでした。

2-3. 休日の過ごし方から探す

会社員ワーケーションであっても、休日にはバケーション(休暇)がしっかり楽しめます。

観光地をじっくり回りたい、自然の中で遊びたい、アクティビティがしたい、その土地ならではの体験に参加したい…
休日を何して過ごしたいか、で選ぶのも楽しみが広がります。

 

私のワーケーション第一弾は京都です。海外旅行者が減っている時期だったので、混雑していない京都に行けるのは今だけ?!と思い決めました。

3. 不安なら休日を交えた2泊3日から始めてみよう

ワーケーションいいのはわかったけれど、でも…と実行するのにためらってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方におすすめなのは、2泊3日の短期滞在からのスタートです。

実は私も、短期滞在を経て実行しました。
「本当にうまくいく?万が一仕事に影響あったらマズイよな…」
と不安もあったので、土日は京都観光し、月曜日は仕事をして帰る、というスケジュールでチャレンジをしてみました。

休日のうちに仕事環境を確認したり、実際に少し業務をすればなんとなく感覚がつかめます。
月曜日も問題なく仕事ができましたし、住んでみて居心地や周辺環境も知れたので、その後3週間のワーケーションを実行するに至りました。

短期での滞在、それでも不安がある方は近場で移動しやすい(家や会社に戻りやすい)場所から始めてみるのもおすすめです。

まとめ

というワーケーションがおすすめな理由と、「働き方・場所・休日の過ごし方」という3つのおすすめの探し方についてご紹介しました。

現在、場所を問わない働き方をされている方には、全力でおすすめしたいワーケーション。

初対面の方となかなか打ち解けにくい私でも、長期滞在をすることで交流が生まれたり、その地域ならではの風習に触れることもできました。
そして日常とは違った暮らしに刺激を受けたり、心癒される時間もありました。

会社員ワーケーションの体験談は今後また実体験としてご紹介させていただきます。
仕事も旅も充実できるワーケーション、ぜひ始めてみてくださいね!

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