【職種研究】ITエンジニアとは│仕事内容・待遇面・向いている人など解説

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ITエンジニアについて

 

エンジニアとは幅広く「技術者のこと」を指しています。工学をあらわす英語の「エンジニアリング」が由来となっている。

こちらのページではエンジニアの中でも「IT業界で活躍しているエンジニア(ITエンジニア)」にスポットを当て、未経験からITエンジニア職に就くために知っておきたいポイントについてまとめています。

1. 「ITエンジニア」とは

こちらの章では、ITエンジニアの特徴について解説していきます。

1.1.仕事内容の特徴

ITエンジニアは、コンピューターを動かすためのシステムを設計するのが主な仕事となります。ただし、ITエンジニアとはこれらの職種の総称となり、仕事の役割や業務内容、開発分野によってさまざまな職種があります。

◆開発系エンジニア:システムエンジニア、プログラマー、Webエンジニア など
◆インフラ系エンジニア:ネットワークエンジニア、サーバーエンジニア、クラウドエンジニア など
◆その他:社内SE(社内システムの管理・運用)、セールスエンジニア など
職種によって仕事内容が異なり、それぞれが専門的な分野を担っています。
また、個人の適性やスキルに応じて、
・PL(プロジェクトリーダー)
・PM(プロジェクトマネージャー)
・PMO(プロジェクトマネージメントオフィス)
など、プロジェクトを管理(マネジメント)していく人としてのキャリアも目指せます。
求人にある「上流工程?下流工程?」ってなに
上流工程:システム開発・設計において最初に行うシステム企画・要件定義・基本設定・詳細設計など、クライアントと共にプロジェクトの方針や開発方法を決めていきます

下流工程:上流工程で完成された要件・設計を実際に形にする工程。主には、システム開発(プログラミング・コーディング)・テスト(動作チェック)・納品までを行います

上流工程は開発における前半部分、下流工程は後半部分を指すしています。

1.2.IT業界の特徴

IT業界を分かりやすく大きく分けると「5つのジャンル」に分類できます。

IT5つの分野

インターネット・WEB業界:インターネットを介して、世の中が便利になるサービスを提供
情報処理サービス業界(SI業界):B to Bメインでクライアントから依頼を受けたシステムに関して、企画から保守・運用までを一貫したサービスを提供
ソフトウェア業界:パソコンやスマートフォンを動かすための土台となる基本的なソフトや、コンピュータを使用する目的に応じて作られたソフトを提供
ハードウェア業界:パソコン・スマートフォン・タブレット端末やインターネット接続可能な家電などを提供
通信業界:通信やインターネットへの接続など、さまざまな通信インフラを提供

1.3.仕事スタイルの特徴/「自社内開発」か「客先常駐」

ITエンジニアでは、大まかに分けると「自社内開発」か「客先常駐(SES)」の2つの仕事スタイルがあります。これは企業によって様々。求人を見て、希望する企業の仕事スタイルを把握しましょう。

自社内開発自社で仕事を行います
客先常駐(SES※):お客様先で仕事を行います
※System Engineering Serviceの頭文字をとってSES。クライアントに技術者を派遣するサービスのこと※

2.ITエンジニアの待遇面について

2.1 給与面について

月給20万円前後(未経験の場合)
資格の有無がスキル(案件)に繋がるのもIT業界の特徴。ですので、資格手当を取り入れている企業も多く未経験者でも「資格を持っていると給与UP」という企業も。モノゴトのIT化に伴い、給与水準も年々高くなっているのもこの業界の特徴です。

2.2 休日について

インフラ系の保守・運用のお仕事ですとシフト制(夜勤あり)の場合がありますが、基本的には完全土日休みの求人が多いのがエンジニアの特徴。ちばキャリでも8割~9割が土日休みの求人となっています。同様に年間休日も120日近い企業がほとんどです。

2.3 残業について

テレワークの導入であったり、業務改善ツールの導入が比較的早い業界でもあるため、残業時間は比較的少なめ。ちばキャリでも約7割が月の残業が20時間以下と高い割合となっています。

2.4 テレワークについて

仕事内容によってはテレワークもしやすく、導入をしている企業が多いのもIT系のお仕事の特徴の1つ。開発内容によっては「クライアント先企業のセキュリティの関係で実施しずらい」ということもありますが、比較的テレワークを導入している企業が多い傾向があります。

3. ITエンジニアに向いている人/向いていない人

向いている人

コミュニケーションを取ることが好きな方

PC仕事=黙々とパスコン作業というイメージもあるでしょうが、実際はクライアント先での仕事(客先常駐)や、依頼主とのやり取り、社内での調整など社内外の人とのコミュニケーションが必要となってきます。最低限のコミュニケーションスキルが必要となってきます。

IT業界に興味がある方

日々、ツールや技術が最新のものになっていくため「業界のトレンドにアンテナを張れる」ことが大事になってきます。そのため、IT業界に興味がないと技術についていけなくなる可能性が高いです。

ゲームやアプリなどで「もっとこうしたらいいのに」と思える方

エンジニアは、システムの裏側を考える人でもあります。自分がゲームなどをしていて「もっとこう操作できたらいいのに」「この機能欲しい」と考えられる人は向いていると感じます。

常に考え方をアップデートできる方

先ほども書きましたが、IT業界はツールや技術のトレンドの移り変わりが激しい業界です。「前はこうだった」といつまでも言っている方はどんどん遅れていく傾向があります。柔軟な考え方ができる、新しいスキルを素直に吸収できる方が向いています。

向いていない人

自分から情報をキャッチしていけない方

トレンドの移り変わりを自分からキャッチしに行けないと、周りの会話についていけないことも多くなってきます。

パソコンの操作が苦手な方

「キーボードが両手で打てる(最低限のパソコン操作ができる)」のは当たり前。仕事効率化のためにショートカットキーなども積極的に使える方がいいでしょう。

4. ITエンジニアへの転職体験談

未経験に限定して、異業種・異業界よりITエンジニアに転職をした方の体験談を集めてみました。

Aさんの場合(33歳/女性)

前職:食品卸会社での営業事務
現在:開発エンジニア

部署異動をキッカケにエンジニアに興味!子育てと自分のキャリアを両立させるための転職へ

Bさんの場合(30歳/男性)

前職:新卒入社
現在:エンジニア(プロジェクトリーダー及びソフトの開発)

新卒で入ったスタートアップ企業。会社の成長と共にスキルを磨いた8年間

Cさんの場合(26歳/女性)

前職:インターネット広告の企画提案営業
現在:WEBエンジニア

仕事内容は大事、でも、働く会社の雰囲気の良さはもっと大事。教えてくれたのは、今の会社でした。

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