転職によって年収を上げる5つの方法と注意点

転職 年収

転職することで年収を上げたい!と考えているのだけど、「本当に年収は上がるだろうか?」、「逆に下がってしまうなんてことはないだろうか?」多くの転職希望者が不安を抱えていることと思います。

転職を考える際に年収が気になるのは当然のことでしょう。しかし、知っておいてほしいのは、転職で年収が上がる人にはいくつかの共通点があるということです。

基本的に、次のいずれかを満たしていなければ、転職で年収が上がることはほとんどありません。
・今(前)の会社で高い実績を出している
・今(前)の会社で高い評価をされている
・今(前)の会社から強く遺留されている

例えば、営業職であれば、一人前の営業数字を上げていることが求められるでしょうし、事務職であれば、高い生産性で質の高い業務を行っていることが求められるでしょう。高い実績を出している人は、会社から高い評価を得ている可能性が高く、そういう方は退職にあたっても遺留されるケースが多いものです。

いずれも満たしていない方は、転職によって年収を上げるよりも、転職をせずに年収を上げる方法を考えた方がキャリア的には現実的かも知れません。

上記を踏まえた上で、転職で年収を上げたいという方は、今回の記事でご紹介するいずれかの方法を取ることで、確実に年収を上げることができると考えています。これらの方法を理解せずに転職活動を行うと、逆に年収が下ってしまう恐れもあるので、まずは、5つの基本的な方法を理解していただければと思います。

また、年収を上げると言っても一時的に上げるのではなく、長い社会人人生の中で長期的に見て上がっていることが大事です。どんな方法が自分にとって現実的な方法なのかも見極めていく必要がありますね。

1.産業別に平均年収が違うことを把握しよう

まず最初に知っておくべきは、産業別で平均年収に大きな差があるということです。業界の平均年収を知ることで自分の大まかな適正年収を知ることができますし、年齢別の平均給与を知ることで、自社の年収が他社と比べてどうなのかも大まかに掴むことができます。

今回ご紹介するデータは、「民間給与実態統計調査」によるものです。

※民間給与実態統計調査:昭和24年から毎年行っている調査で、国税庁が作成する源泉徴収義務者名簿を基に、民間の事業所における年間の給与の実態を、給与階級別、事業所規模別、企業規模別等に統計しています。

【産業別平均年収】
業界別平均年収

 

弊社のサイトのメインユーザーの年齢層においての業界別平均給与は以下となります。
【産業別平均年収(25~29歳)】
業界別平均年収(25-29歳)

 

産業別に大きく差があるのがわかると思います。この統計によると、一番高いのは、「電気・ガス・熱供給・水道業」で「金融業・保険業」、「情報通信業」が続いていますね。

ご自身の給与は同じ業界の平均給与と比べていかがでしょうか?年齢別の年収とも比較して、しっかりいただけているな、意外に足りていないななど、まずは、自分の現在位置を確認しましょう。

2.転職によって年収を上げる5つの方法

前章では、産業別に平均年収に大きな差があることをお伝えしましたが、これを踏まえて、転職によって年収を上げる5つの方法をご紹介します。
いずれも簡単な方法ではありませんが、まずは基本的な方法を理解しておくことが大事です。

①同業界で年収の高い会社に転職する

これまでの経験を活かし、同じ業界の中でキャリアアップするというケースです。

同業界で年収の高い会社に転職するには、自ら企業を探して応募するという方法もありますが、スカウトヘッドハンティングを受けるという方法もあります。最近では、スカウト専門サイトも多くありますので、そういったサービスに登録しておくことも有効ですね。

また、同業界ですでに興味のある会社があれば、その会社に直接アプローチするという方法も取ることができます。その際の具体的にアプローチ方法は2つ。

自分の人脈からその会社の人事担当者に繋がりがないかをたどっていく方法と、逆に、その会社の人事担当から接点のありそうな人脈を探していく方法です。
最近では、名刺管理サービスやSNSなどで、人事担当者を調べることもできますので、ターゲット企業が明確な場合は、こういう方法も有効だと思います。

まだ転職の意志がそれほど強くないということであれば、複数のスカウト系のサービスに登録して、企業からの打診を待ってみる。そこで自分の業界における市場評価を確認してから転職活動をスタートするという手法も良いのではないでしょうか。

ちなみに、日本は世界でも珍しく縁故採用の多い環境ですから、人づてで同業界からスカウトされるケースも多いので、人脈を大事にしておくこともお勧めします。

 

【注意点】
同業界で自社よりも年収水準の高い会社に転職しようというのですから、自社で大きな成果を上げていることが前提となるでしょう

まれに転職の失敗事例として、企業側が、本人のスキルや経験ではなく、担当顧客や情報を引っ張りたいがために採用を画策するというケースもあると聞くので要注意です。自社でたいして成果を出せていないのに同業他社から年収UPで採用されるということは殆どありませんので、そういった際は何か怪しいと感じる感覚も必要かもしれません。

また、同じ業界であっても、社風や仕事の進め方には大きな違いがあることは少なくないので、郷に入りては郷に従えで、いち早く適応した上で実力を発揮していくことが大事ですね。

②年収の高い異業界の会社に転職する

今までの経験やスキルを活かして、思い切って業界を変えるというケースです。例えば、卸売業から不動産業に転職するとか、製造業から情報サービス業(IT業界)に転職するといった形です。

これまでと違う業界で高い給与をもらおうと言うわけですから、業界が違っても通用するスキル、ポータブルスキルを持っている方が対象になることが多いと思います。また、業界は違うとはいえ、職種は同じというケースが多くなるのではないでしょうか

求人サイトなどで、転職者の体験談や企業の採用事例を見て、別のどんな業界から転職している方が活躍しているのかなどをチェックするとイメージが付きやすいかもしれません。
また、異業界への転職は転職エージェントが得意とする分野でもありますので、転職エージェントの活用も有効ですね。

なお、年収の高い業界で長期的な視点で年収を上げていくという視点であれば、転職時には年収が一時的に下がってでも、2年後3年後に年収アップを目指すという考えで転職するというのも1つの選択肢だと思います。

 

【注意点】
年収を上げるという目的だけで業界を変えるというのはとても危険です。年収が高くとも自分の資質や志向にマッチしていなければ長続きしませんし、違う業界でのルールを学んでいくことは苦労やストレスを伴うことを忘れてはなりません。
また、年収の高い業界には、例えば転勤前提という条件があったり、習得するスキルの変化が早かったりと、年収の高い何かしらの理由があるものです。慎重に検討することがとても大事ですね。

高い給与水準を求めて、不動産業界や保険業界に転職する方なども多くいますが、本当に力がないとなかなか実績を出せなかったりもします。入社後半年で脱落するなんてことがないようにしたいものですね。

③業績の良い会社に転職する

業界に関わらず、業績が良く年収ベースの高い会社に転職するというケースです。前述の①②の両ケースの両方とも重なる部分がありますね。
業績がよい=給与が高いというわけではありませんが、業績が良いことは、給与が高い理由の1つになり得ますので、転職を考える際に、対象となる企業の業績をチェックしておくことはとても大事です。

とはいえ、上場企業はIR資料をみればわかりますが、中小企業はなかなかわからないものです。人脈を使って探ったり、帝国データバンク東京商工リサーチなどの調査会社の資料などを見るというのも1つの方法ですね。
また、業績の良い会社は増員している可能性も高いので、応募のチャンスを得やすいということも考えられます。

 

【注意点】
業績が良いにはその理由があります。仕事の質に高い水準が当然のように要求されることもあるでしょうし、ものすごく忙しかったりすることもあるでしょう。
仕事の仕方や仕事との向き合い方を変えないとついていけないということもありますので、そこは確認が必要ですね。

また、常に業績が良いとは限りませんので、業績が悪くなって給与水準が下ったとしてもその会社で勤めたいと思うかといった客観的な視点で見直すことも大事です。

④実力主義の会社に転職する

業界に関わらず、実力主義で成果が給与にしっかり反映される会社に転職するというケースです。

例えば、保険業界や不動産業界などの歩合制の営業職などはわかりやすい事例です。
最近では、アパレル業界などでも変化が現れています。小売業ということで統計的には平均年収は低い水準にありますが、高いインセンティブがつく会社も増えているようです。

店頭販売だけではなくECサイトの販売に力を入れている会社では、スタッフが自らブログや紹介記事を作って販売するケースも増えており、すごい方では月に数千万円の売上を上げるといいますから、インセンティブの額も大きな金額となります。

その他、ライターやデザイナー、youtuberなどのクリエイティブな職種も実力主義の会社が増えているようですので、これらの職種の方も転職先の選択によって年収水準は大きく変わるかもしれませんね。

 

【注意点】
もちろん実力主義ですから、成果が出せないと厳しい評価を受けたり逆に年収が下がったり精神的なプレッシャーが大きくなったりすることが考えられます。

また、会社によっては雇用形態が正社員ではなく、契約社員になったり、業務委託になったりするケースもあります。自由に稼げる環境を得るには自己責任で自己管理をすることが求められることも多いのです。実力で年収を稼ぐということは、雇用の安定性を失う可能性もあるので、要注意ですね。

⑤しっかり年収交渉を行う

5つ目の方法は、転職のプロセスを改善するケースです。
入社前に給与の話をするのはしづらいもの。ですが、履歴書に、さり気なく希望年収を書いたり、定型的に「貴社の規定に委ねます」などと書いたりするものの、内定が出るまで給与面に関して全くわからないという状態は不安ですよね。
ですから、最終面接の際などに、希望年収を伝え、条件確認や条件交渉ができると理想です。

直接交渉するのは気が引けるとか、苦手だという方は転職エージェントなどを利用すると良いでしょう。エージェント経由であれば、事前に年収の希望のすり合わせをしてくれることが多いです。

希望を伝えることで年収が上がることもありますし、希望を伝えても上がらないこともありますが、経験やスキルから見てこれくらいの年収は妥当だという判断をエージェントが企業側に伝えますので、想定と大きくずれるということは減るのではないでしょうか。

 

【注意点】
年収の交渉は企業側にしっかり評価されている状態であることが重要です。企業からの評価が低い状況で、一方的に年収アップの希望などを伝えると逆効果になることもありますので、慎重に行う必要はあります。

また、エージェントが介在することで必ずしも年収交渉が有利に進むわけではありません。あくまで自分自身の市場価値や、企業側の求める人物像や給与水準とどれだけマッチしているかということがポイントとなります。

3.転職によって年収を上げるチャンスのある3ケース

前章では、転職によって年収を上げる方法をお伝えしました。この章では、それを踏まえて、年収を上げるチャンスのあるケースで、どのような考え方をすればよいのかを解説します。

転職によって年収を上げるチャンスのあるのは、大きく次の3つのケースです。
①業界の平均年収よりも低い会社で働いている
②平均年収の水準が低い業界で働いている
③評価制度の整っていない会社で働いている

業界の平均年収よりも低い会社で働いている

同じ業界の中で年収水準の低い会社で働いているケースです。前章の統計を見て、業界の平均給与と比べて、自分は低いなあと感じた人などが対象になってきます。

会社の規模や独自性、収益性、成長性など、業界の中で自社がどんなポジションを築いているかによって年収水準は変わります。

平均年収が高い水準にある金融・保険業界の中でも格差がありますし、水準が低いとされる飲食サービス業でも大きな格差があります
例えば、千葉で繁盛店を複数店舗展開している某ラーメン店では、店長の年収は700万円を超えますので、平均給与の統計はあまり参考になりません。

自社の利益はしっかり出ているのか、利益を社員に還元する風土はあるのか、この先の成長性はどうなのかなど、自分の働いている会社の経営状況に関心を持つといいでしょう。経営指標をオープンにしている会社であれば、転職せずに自社で年収を上げていく道筋も見えるかもしれませんね。

同業他社と比べて自社の給与はどうなのか。統計だけでなく、他社の社員と接点があればヒアリングしてみるのも良いですし、そんな機会はないということであれば、同業他社の求人をチェックしたり、口コミサイトで社内の方の口コミを確認するなんてことも有効です。

会社員プロ

このケースの場合は、業界での専門スキルやベースとなる基礎スキルを持っているようであれば、①の「同業界で年収の高い会社に転職する」を選択するのが優先順位としては高いと思います。
スキルに自信があり、成果が見えやすい業界や職種であれば、同業界の中でも、④の「実力主義の会社に転職する」を選択するのも良いのではないでしょうか。

平均年収の水準が低い業界で働いている

前章の統計で、業界の平均年収とそれほど大きな差はなかったものの、その業界の平均年収自体が他の業界より低かったというケースです。先ほどの飲食サービス業の例の通り、企業によって大きな差はあるものの、業界の平均年収は大きな参考となります。

例えば、卸売業,小売業よりも製造業の平均年収の方が高いですし、情報通信業はさらに高くなっています。これは業界自体が、成長しているか、成熟しているかによっても異なります

日本の経済全体がシュリンクしていますので、卸売業などは業界自体が縮小傾向にあります。一方、情報通信、いわゆるIT業界は世界を相手に事業展開をする企業も誕生しており、成長の余地が大きい。となると、全体の年収水準としてはIT業界の方が高くなるというわけです。

もちろん、卸売業の中でも例えば、シェアのとても大きな会社や多角経営をしている会社など、成長している会社や利益率の高い会社はいっぱいありますので、全てに当てはまるわけではありません。あくまで参考だということは勘違いなく。

会社員プロ

このケースにおいても、年収を上げたいとなると、①の「同業界で年収の高い会社に転職する」をまずは検討するのが無難です。その上で、その業界に該当する会社があればですが、④の「実力主義の会社に転職する」を検討したり、思い切って、②の「年収の高い異業界の会社に転職する」というのが優先順位としては高いのではないでしょうか。

評価制度の整っていない会社で働いている

本来評価される成果を出しているのに、成果を評価する仕組みがないから還元されていないというケースです。中小企業では、人事評価制度の整っていない会社もあり、評価の仕組みがあるかどうかその仕組がしっかり運営されているかどうかは年収の高低に大きく関わります

ですので、成果を正当に評価してくれるかどうかをチェックしておくことはとても大事です。転職エージェントを活用することでも、同じような業務を行っている方の年収と比較して、評価がまっとうなのかどうか、客観的な意見をもらうことができます。

会社員プロ

このケースは、①の「同業界で年収の高い会社に転職する」の中で、評価の仕組みがしっかりある会社を選んでいくことを意識することが優先順位として高くなりそうですね。
評価がわかりやすい方がよいという方は、④の「実力主義の会社に転職する」も検討の余地ありです。

4.転職によって年収を上げるための注意点

以上、転職によって年収を上げるための方法をご紹介しましたが、年収が上がれば、逆になにか別の要素の満足度が下がったり、不便になったりすることもあるものです。その点をしっかり掴んておくことが大事です。

①自分の適正年収を知る

自分の仕事力を過大評価も過小評価もしすぎないこと。実力があると思って転職したけど通用しなかったということはよくある話です。逆に転職活動したことで自分が意外に優秀だったことに気づくこともあります。

自分が社内でどのように評価されているのか?、他社の同年代の人と比べてどうなのか?などチェックしておけるとよいですね。
研修や勉強会、交流会などで直接情報交換することができればよいですし、求人サイトや口コミサイトで年収例を確認したり、転職エージェントなどのアドバイスを受けたりすることも有効です。客観的な視点を踏まえて、望みすぎない、謙遜しすぎないことがポイントとなります。

②自分が年収をどれほど重視しているか把握する

年収は魅力的ですが、自分が本当にどれくらい年収に関心が高いのかを把握しておく必要があります。転職で何を一番に求めているのか自分が転職する理由を明確にすることが大事です。

実際、千葉県での転職を検討している方は、年収よりも、勤務地、勤務時間を優先する方が多い傾向にあるように思います。30歳を超えて、通勤に疲れて近場で経験やスキルを活かせる会社を探したいといった相談も多く、ライフステージによって価値観も変わるものです。

転職の目的をしっかりと見つけるところからスタートしましょう。転職活動を見直したい方は「転職を成功させるための方法」という記事がありますので、参考にしてみてください。

③年収以外に生じる変化を想像する

今と同じ状態で年収だけが上がれば良いですが、転職によって年収が上がるということは、他に大きく変化する部分が生じるということです。例えば、プレッシャーが増えることもあるし、より高いスキルを求められることもあります。

ですから、年収が上がることと引き換えに、具体的にどんな変化が生じるだろうかしっかり想像することが大切です。

極端な例で言えば、外資系の金融会社に転職すれば(できれば)、給与が大きく上がることは容易に想像ができますが、ものすごいプレッシャーの中で、激務をこなすことになることも容易に想像できるでしょう。

先に事例とした紹介した千葉県のラーメン店も年収が高いのは超繁盛店だからであって、一般の店舗と比較にならないほど忙しいですし、対応するお客様の数や、お客様の期待度も変わるので、仕事に求められるスピードや品質、精神的なプレッシャーも大きく上がるのです。そのことを理解しておくことが大事ですね。

ネットで検索しても、転職の失敗事例として、「年収は上がったけど・・・」という体験談は少なくありません。年収以外に生じる変化をしっかりと想像しましょう。

④一時的な年収UPではだめ

目先の年収が上がるかどうかではなく、長期的なキャリアという視点で捉えて年収が上がっていくかどうかを捉えることが重要です。

例えば、実力主義の会社に転職して一時的に年収は上がったけど、この年収を維持していくことは相当困難だということになれば、長期的にはプラスにはなりません。
また、年収水準の高い別の業界に転職したとしても、その業界の中で年収水準の低い会社であれば、数年後に同じ状態になるかもしれません。

逆に、一旦は年収が下がるものの、スキル習得できる環境でスキルアップし、年収がV字回復したり、逆に一気に跳ね上がるという事例も多くあります。転職の際の基本ですが、長期的な視点に立ってゴール設定をすることが大事ですね。

5.転職以外で年収を上げる方法

 ①資格を取得する

日々の業務の中でスキルアップし、高い評価を得ることで年収を上げることは基本です。資格はスキルアップの証明としてわかりやすいですし、資格手当の出る会社も多くあります。

転職する際にも自分のスキルを説明しやすいですから、専門性を身につけ、資格取得をすることは年収を上げるためにとても有効となります。

 ②昇進する

①のスキルアップとも通じますが、高いスキルを身につけ、社内での評価を上げ、高いポジションにつくことも年収を上げる有効な手段です。

職種における専門スキルに加えて、リーダーシップやマネジメントスキルなどを磨いていくことが重要です。個人プレーヤーとしてはそこそこでも、マネジメントや人材育成において大きな力を発揮する人も数多くいます。組織の中で重要な役割を果たす存在になることで年収は上がります。

 ③副業をする

当たり前ですが、今の業務以外にプラスαで副業ができれば年収は上がります。最近は、副業に寛容な会社も増えてきていますので、チャレンジしやすくなっていますね。ただし、年収を上げることだけを目的に、好きでもない仕事を行うのは疲弊につながります。現職でのモチベーションまで低下してしまっては元も子もないので、副業の目的を明確にしておく必要はあります。

できることなら、自身の興味や強みを活かした仕事ができると理想ですし、副業でスキルを磨いて、そちらの分野で生計を立てていくといった転職の仕方もできる時代になりました。

趣味のブログが好評でアフィリエイト収入を得られるようになったというケースもありますし、副業で動画編集のスキルが上がり、休日はフリーランスとして大きな仕事の依頼を受けられるようになったといったケースもあります。

ただし、くれぐれも自社の就業規則で副業についての確認だけはしておきたいですね。

6.まとめ

今回の記事では、転職によって年収を上げる方法についてまとめさせていただきました。

①同業界で年収の高い会社に転職する
②年収の高い異業界の会社に転職する
③業績の良い会社に転職する
④実力主義の会社に転職する
⑤しっかり年収交渉を行う

いずれの方法を検討するにあたっても、いちばん重要なことは、転職において何を一番重視しているかをしっかり確認しておくことです。長い社会人生の中、一時的に年収が上がったとしても、あまり満足度は高くないかもしれません。
転職の目的、転職した先のゴールを明確にした上で一歩踏み出していただければと思います。

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