【職種研究】個人営業とは│仕事内容・待遇面・向いている人など解説

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個人営業について

営業職とは「自社のサービスや商品を顧客に紹介することで、購入や契約に繋げる仕事」を指しています。

こちらのページでは営業職の中でも「個人営業」にスポットを当て、未経験から営業職に就くために知っておきたいポイントについてまとめています。

1. 「個人営業」とは

個人営業は「BtoC(Business to Consumer)営業」とも言われます。お客様層は個人のお客様(法人以外)への営業を指します。こちらの章では、個人営業の特徴について解説していきます。

1.1. 取り扱う商材の特徴

個人営業では「日常生活の中で必要としているもの」を商材として扱います。車や住宅・土地などは別ですが、多くのものは単価が小さく、売り切り商品が多い型の商品が多いのが特徴です。ただ、宅配サービスなど定期購入型の商品もあります。

商品例/
単価が高いモノ:自動車、住宅、土地 など
単価が低いモノ:携帯電話、調理用品などのスーパーでの実演販売商品 など
定期購入型のモノ:ヤクルト、新聞、Wi-Fi、ケーブルテレビ、保険 など

1.2. お客様の特徴

個人営業では、直接のお客様は世帯主や製品を実際に利用する方となることが大半です。利用される方に直接提案する事が多いので、決裁までの期間は短くなります。商品によっては、1回の接点で購入を即決してもらわないと次のチャンスはないという特性もあります。

ただ、継続購入商品や購入後のメンテナンスがある商品、サービスなどを扱っている際は、一度お付き合いが始まると長く継続的な関係が築けるという特性もあります。

1.3 営業スタイルの特徴

個人営業では、大まかに分けると「お宅訪問型」と「店舗来店型」の2つの営業ルートがあります。

お宅訪問型:お客様のお宅に訪問し、提案をするスタイル。お問い合わせ→事前にアポイントを取っている場合もありますが、企業の営業スタイルによってはアポイントなしでお伺いする場合もあります。

店舗来店型:商品を扱っている店舗へお客様が来店、来店されたお客様に提案を行うスタイル。興味や購買意欲があって来られる方が多いため、成約率は高めである。反響影響とも呼ばれている。

2.個人営業の待遇面について

2.1 給与面について

平均月給23~25万円(未経験の場合)

これに加えて、契約数・成約率によって「インセンティブ」が発生する場合が多く、扱う製品によっては、月の給与の総支給額はインセンティブの比率が高いことも多くあります。ちばキャリ掲載中の企業でも6割以上の企業がインセンティブ・歩合制を導入しております。

2.2 休日について

お客様が個人なので、お客様の休みの日や空いている時間に提案をする必要があります。ですので、平日+土日いずれか休みの企業や、シフト制を採用している企業が多い傾向にあります。

2.2 残業について

ちばキャリの平均では3~4割の企業残業平均が20時間以下となっています。その多くが完全店舗来店型の営業を行っている企業で、閉店時間~30分前後で帰宅できる環境となっています。

3. 個人営業に向いている人/向いていない人

向いている人

相手に合わせられる、聞き上手な方

営業はコミュニケーションが重要となる仕事です。特に個人営業はお客様の生活に密接する、商材によっては人生で1度きりの大きな買い物のお手伝いもします。お客様にとって後悔のないように、しっかりとニーズを聞き寄り、添った提案ができる方に向いています。

エンドユーザーと直接関わるのが好きな人

個人の生活に関わる商品を扱うことが多いのが個人営業の特徴。ですので、お客様からの「ありがとう」感謝や喜びの声を直接感じられます。

自分の力で成果を上げたい人

個人営業は「個人の成績が大きく評価される」傾向にあります。不動産のような高額なモノ~携帯など比較的単価の低いモノまでインセンティブの額は商品の粗利によって異なりますが「売った分自分の成果として還元」されるので、そういったことにやりがいを持てる方には向いています。

向いていない人

その場しのぎでごまかそうとしてしまう人

分からないこと、不安なことに対してその場しのぎで答えてしまうと、後々トラブルに繋がる可能性があります。「確認して連絡します」と言えることが信頼関係構築にも大事になってきます。

打たれ弱い人

個人営業では結果が求められます。打たれ弱い方にとっては、毎月のノルマ達成のストレスは厳しいと感じます。また、細かい内容などでもエンドユーザーから直接クレームが入ることも。意見はしっかりと受け入れつつ、聞き流せるスキルも必要となってきます。

4. 営業職への転職体験談

未経験に限定して、異業種・異業界より個人営業職に転職をした方の体験談を集めてみました。

Aさんの場合(22歳/男性)

前職:塗装職人
現在:不動産営業

「稼ぎたい」を動機に選んだ不動産業界。「数字に厳しい。人が怖い。ノルマがキツイ。」そんなイメージがひっくり返る会社でした。

Bさんの場合(23歳/男性)

前職:フリーター
現在:賃貸ルームアドバイザー

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