【体験談あり】理想の結婚生活を過ごすためのベストな転職タイミングとは

付き合っていた彼女(彼氏)といよいよ結婚。でも、幸せなことばかりじゃなくて、ちょっとだけリアルに目を向けてみませんか? 

「この先を考えると、いまの職場じゃダメな気がする…」
「土日休みの仕事に変えて、将来的には子どもの行事に参加したい」
「家族を養うためにも、もっと収入をアップさせたいよなぁ」

 結婚は、いままでの生活をガラリと変えるものですよね。「でも、いつのタイミングで転職したらいいのか分からない」そんな悩みを抱えている方に、今回は実際、結婚を機に転職をした方の体験談を交えて「転職を考えた理由・タイミング」をご紹介。

結婚するということは「守るものができる」というもの。これからはあなた一人の人生ではなくなります。「パートナーと一緒に過ごすこれからの結婚生活」をより良く過ごすために、ぜひパートナーと一緒に読んで欲しいとも思います。ここでの話が参考になれば、幸いです。

1 【結論】結婚を機に転職するベストタイミングは人それぞれ

結婚を機に転職するタイミングは「人それぞれ」。正解はありません。

正直ベースでお話してしまうと、結婚を機に転職をする際のタイミングは、それぞれのライフプランによって異なったり、自分が「結婚後に重視したい軸(給与なのか、休みなのか)」によっても異なりますので、一概にどちらがいいとは言えません。

ですが、転職を検討する際に「結婚」は、退職・転職理由にしやすく、自分自身の環境を大きなストレスなく変らえるいい機会でもあると考えられます。

この章では「自分自身にとって、よりベストなタイミングでの転職」が検討できるように、いくつかのケースを紹介していきます。「いまのあなたが求めていること」だけでなく、あなたの近い未来を想像したうえで「あなたに合った転職タイミング」を決定してほしいと思います。

1-1 あなたにとってベストな転職タイミングを見つけよう

今回は「働く時間」「収入」「子ども」結婚生活を過ごすうえで2人で話し合わなければならなくなることが多いものに焦点をあてて、お話してみたいと思います。

※あくまで「結婚生活と仕事を両立させる」「結婚生活を上手く過ごすための転職について」という視点でアドバイスになりますので、きちんと自分たちで「自分たちの意見を話し合う」ということは忘れずに※

ケース1:働く環境(休日・残業)について

◆現在の働き方について相手に改善してほしいと言われている ⇒ 結婚前に転職
◆現在の働き方について相手の理解が得られている ⇒ 結婚後に転職

この点での転職タイミングについてはまず「相手は、働く環境(休日・残業)について理解をしてくれているのか」を考えていきましょう。

完全週休二日制だが土日休みではない、シフト制の仕事、休日出勤が多い、夜勤がある、土日休みだが平日の残業時間が多い…などなど。あなたが勤めている業界・職種によって、休日や残業の有無はバラバラですよね。仮に、土日ではなくてもパートナーと同業界で働いているので休みのタイミングが同じ(例えば、不動産業界は火水休み)、お互いにシフト制で希望休を合わせることが可能でれば、無理に転職を急ぐ必要はないですよね。

ですが、異なる業界で全く違う働き方をしていたら、相手からは「結婚後はもう少し一緒にいる時間を優先してほしい」などお願いされる場合や、夜勤中心のお仕事になると「結婚を考えたくても、話を前に進めにくい」といった問題に直面する場合もあります。

なので、相手と話し合いをしたうえで、働き方に理解を得られている・改善してほしいとお願いされているかで、転職タイミングを考慮する必要があります。

希望の条件の転職先を見つけたとしても、いざ働いてみると「聞いていた条件と違う」というトラブルを耳にすることがあります。こういったトラブルを事前に回避するためにも、社内の既婚率の割合や、実際に働く社員への面談を実施してもらったり、面接時に実際に仕事の流れや社員の帰宅時間の確認などをすることもオススメです。

ケース2:収入面で不安を感じている

◆いまの収入では不安 ⇒ 結婚前に転職
◆いまの収入でもとりあえずやっていける ⇒ 結婚後に転職

単純ですが、二人の収入をみて「このままでも大丈夫」「このままだと不安」などで判断する場合が多いでしょう。付き合っている時点で同棲をしていた場合などは、相手のお互いの収入や金銭感覚などを理解しているうえで判断できるとも思います。

また、結婚を機に手当の支給(家族手当の支給)などで現職の給与が上がる場合もあります。「結婚生活にいくらかかるのか」「今後のことを考えて貯金はいくらあった方がいいのか」など、金銭面で悩んでいる方は、いまの仕事を続けて見たうえで「想定している収支と合わない」と感じたら、転職を検討するのがいいでしょう。

結婚後にすぐに子どもが欲しいので奥さんに仕事を辞めて欲しい、奥さんに家のことを任せたいなど「家族を1人で養うために収入をあげたい」という方もいると思います。この場合にも、結婚前に転職を急ぐのではなく「しっかりと自分の経済状況」を判断し、転職のタイミングを見つけてください。

転職のタイミング次第では、収入が途切れることもあります。有給期間を上手く利用し退職日と次の会社への入社日を調整したり、失業手当の利用(この場合も支給タイミングに注意)など、収入が途切れない様にしていきましょう。

ケース3:子どもがほしい

◆妊娠中のケアが自分しかできない ⇒ 結婚前に転職
◆妊娠中のケアを自分や親族ができる環境 ⇒ 結婚後に転職

この点で大事なのは「妊娠中の奥さんのケアをできる人が周りにいるかどうか」です。

一緒に検診に行ってあげられる状態が最高の状態ですが、一緒に行けなくても家事などの家のことができる状態(+有給、早退など臨機応変な対応ができる企業であれば尚良)であれば、奥さんの負担を軽くしてあげられるでしょう。最悪自分が全部できなくても、どちらかの親族が手伝える状況にあれば、結婚前に急いで転職をする必要はないと思います。

ただ、自分だけでなく、お互いの親族が簡単に手伝える状況にない場合は、2人で子育てをしていくためにも「結婚前に転職をし、奥さんにとってストレスの軽い環境し整えてあげる必要」があると思います。

子ども関連でいうと「子どもの成長を近くで感じたい」「学校行事に参加したい」という方も多いはず。子どもが幼稚園か小学校に上がるタイミングで、土日休みの会社に転職したという方も、多く聞きますよ!

まずマイホームが欲しいと思っているのですが、その場合は?

最近はローン審査も通りやすくなってきているケースも多く聞きますが、マイホームをすぐに検討している場合は「住宅ローンを組むのに、最低でも1年は勤続が必要の場合がある」ということを念頭に置いておいておくといいでしょう。ですが、パートナーが転職・退職しない場合は、奥様名義で組むという選択肢もありますので、2人でしっかり話し合ってくださいね!

1-2 【解説】女性が結婚を機に転職する場合は、結婚前がオススメ

女性の場合、結婚直後に転職をすると、たとえ出産・子育ての予定がなくても、転職先の企業に「産休・育休をすぐにとるのでは?」を心配される場合が多いです。

その結果、
・企業や職種によっては採用で不利になったり、正社員の仕事に就きづらくなる場合もある
・転職1年以内は、会社によっては、育休が取得できない場合がある

他にも、
・結婚式準備と転職活動期間が被ると、時間や精神的に余裕がなくなってしまう(人によっては喧嘩が増えたなんて声も…)
・旦那さんも結婚生活に慣れておらず、生活リズムの違いが思った以上に気になってしまう

など、様々なデメリットが懸念されます。

先ほどもお伝えした通り、結婚前後のどちらのタイミングで転職するかはそれぞれのライフプランによって違うので、一概にどちらが良いとはいえません。ただ、「転職直後は産休・育休が取りにくい」という点や「仕事に慣れない状態での休暇取得は言い出しづらい」「転職後すぐの休暇取得は転職先の同僚や上司に良く思われない可能性がある」という点を考慮する必要があります。

新しい職場や新しい職場での生活リズムに慣れる=自分やパートナーにも負担なく過ごせるという点で、結婚前に余裕を持って転職することをオススメをしています。

2 転職と結婚生活の「両立」のさせ方

「結婚も転職も上手くいかせたい…」この章では結婚生活を上手く生かすための、転職のやり方を紹介していきます。

2-1 パートナーと話し合い5つの将来像を立ててみよう

結婚生活は自分一人でするものではありません。

理想の転職・結婚生活を送るために「いつ入籍」「いつ挙式をあするか」「引っ越し」「将来的に子どもはどうするのか」「マイホームの検討」などの5つの将来像を立て、それを叶えていくために「どのような行動をした方がいいのか」パートナーと話し合いをしたうえで「転職の検討」をしていく必要があります。

例えば…

入籍27歳に結婚したい
挙式27歳(結婚後すぐ上げたい)
引っ越し同棲中だからしばらくこのまま
子ども29歳には欲しい
マイホーム30~31歳までには(貯金が溜まったら)

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というように「いつまで(何歳)までに、なにを叶えたいか」を明確にしてい行くことで、そこまでに起こす必要のある行動を考えることができます。

2-2 転職先の条件で譲れない軸を決める

①で5つの将来像が決まったら、次は「転職先」の条件で譲れない軸を、2人で決めていきましょう。

10人いれば10通りの「考え方・仕事への希望」があります。企業を選ぶうえで大事なことは「夫婦として何を優先したいのか」です。先ほど立てた5つの将来像を実現するために、転職先の会社として「譲れない軸」を決めていきましょう。

条件チェック項目
残業の少ない仕事がいい残業20時間以下(1日1時間未満)
原則残業なし

子どもの行事に積極的に参加したい
家族イベントを大事にしたい

完全週休二日制
土日休み
長期休暇あり
既婚者の割合が多い会社で働きたい企業の既婚者率のチェック
産休・育休からの復職率の高い会社で働きたい育休・産休実績
子育てスタッフの在籍人数
子育てする女性に対して、柔軟な対応をしてくれる会社がいい有給消化率
産休・育休実績
時短勤務の有無
正社員←→パート社員への切り替え
時短や扶養内勤務、在宅勤務がある会社がいい

時短勤務の有無
テレワークの有無
パートスタッフの採用

収入をあげたい

賞与の有無
インセンティブ・歩合制について

2-3 転職先の検討・決定

2で立てた「譲れない条件」。今回は、その条件に合いそうな求人をいくつかご紹介します。時間がある時に、ちょっと見てみてはいかがでしょうか?

【休み優先】年間休日120日以上の求人一覧
【仕事終わりの時間を大切に】残業月20時間以下の求人一覧
【子育てサポート充実】
産休・育休取得実績のある求人一覧
【将来的な資金を貯める】月給○○万円以上の求人一覧
※結婚生活に必要な世帯年収は夫婦で400万~500万円と言われています

また、求人情報には載っていない情報は「転職エージェント」を利用し、エージェントを挟むことで確認をすることも可能です。しっかりと見極めたうえで、2人にとって最良の選択ができるようにしていきましょう。

結婚を理由に転職!面接での転職理由の伝え方のポイント
◆男性編
面接の際に「転職の理由は結婚である。そのために、長く働ける会社への転職を検討している」と伝えていいでしょう。「結婚して家族を支える立場になるなら、長く働いてくれそうだ」「責任感がありそうだ」など、採用担当者からは肯定的に受け取られることが多い傾向にあります。

ただ、こちら側だけでなく、企業側としても「残業はできるのか」「休日出勤がある場合、対応はできそうか」「家庭と仕事をどう両立するつもりか」は気になるポイントとして、聞かれることもあるかと思います。

きちんと回答を用意しておくことや、もちろん、こちら側からも懸念点を払拭しておくために、事前に質問を用意しておくことが大事になってきます。

◆女性編
入社後のビジョンややりたいことをしっかり伝えて「長く働きたい気持ちがあること、企業に貢献できることをアピールする」ことが重要です。

産休・育休制度の取得状況、復帰後の働き方などを質問するのは問題ないですが、企業サイドとしても「採用後すぐに、産休・育休に入ってしまうのないか?」「産休を取るために転職してきたのではないか?」など、心配に思われていることは、常に念頭に置いておきましょう。

「なぜこの会社で働いたいのか」をしっかりと前向きな理由で伝えることがポイントです。

3 結婚を機に転職した方の「生の声」を教えます

この章では、実際に結婚を機に転職をした方々の体験談をご紹介します。いまのあなたの状況に近い体験談、また、あなたの近い未来を想像したうえで「自分に合った転職タイミング」を決められるような事例があれば幸いです。

私は、結婚した当初はまったく転職は視野にありませんでした。子どもを授かった後も奥さんが育休・産休に入るし「自分が家庭を支えなきゃ」と思っていたので転職はせずに仕事を続けていました

気持ちの変化があったのは、子どもが保育園に入ってからです。自分が帰宅するときには、すでに子どもは寝ている時間。出張がある仕事だったので、休日もなかなか会えず。奥さんからは「今日こんなことあったよ!」「今日、息子と一緒に公園でこんなことしたよ」なんて聞くことはあっても「あれ?自分は子どもの成長に何も関わっていない」って感じたんです。そんなときに、2人目を授かって。これ以上奥さん任せの育児や、話を聞いて子どもの成長を感じるのは嫌だと思い、定時帰宅ができたり、出張のない仕事への転職を決意しました。

奥さんから「転職してくれてありがとう」って感謝されました(笑)当時は気を遣ってくれて何も言わずにいてくれたんだなと…感じましたね。いまでは、子どもと一緒にお風呂に入ったり、運動会などの行事にも参加できるようになり「こんなこともできるようになったんだ」と成長を感じる機会が増えました!

私は、前職を辞める際の有給消化期間中に入籍をしたので、転職をしてから結婚をしたというよりは、ほぼ同時かもしれないですね。転職理由は「結婚生活の安定のため」です。

10年近く勤めていた会社でしたので、それなりの役職だったり年収も結構いただいていました。その代わりに、毎日帰宅するのは日付をギリギリ超えるか超えないかの時間でしたし、休日出勤も普通でしたので単純にこのまま続けていたら「奥さんと過ごす時間ないな」って。

環境はアレですが、前職はかなりやりがいはあったので、結婚を考えなかったらきっといまも転職はせずに仕事を続けていたと思います。でも、自分1人の人生ではないと考えたときに「転職することは最優先」でしたね。

僕は、結婚を理由に転職をしたというわけではないのですが、転職した結果、結婚への意思が固まったという感じです。

付き合っている時から結婚は意識していて、でも、通勤時間や仕事内容など色々悩んでいて「自分の生活が安定しないとプロポーズできないよぁ…」って悩んでいたんです。結婚を意識しての同棲だったのでこれ以上待たせたくないという気持ちと、やっぱり仕事も仕事もやりがいのある仕事をしたいし…って。その時に、タイミングよく自分のやってみたい仕事の求人を家の近くで見つけて転職に踏み切りました。転職先の企業にはハッキリ「結婚を意識しての転職」というのも伝えましたね。

結果、転職して1ヶ月でプロポーズ、2ヶ月目に入籍しました。仕事に慣れない部分もあり時々パートナーには心配かけちゃうこともありますが、前職より自分の環境が落ち着いたこともあり、これからどんな家族になっていこうかや、将来について積極的に話しあう機会も増えました。

4 まとめ

いかがでしょうか?色んなケースや、生の声を紹介してきましたが「正解がない」のが結婚を機に転職するタイミングなんです。

でも忘れて欲しくないのが

◆パートナーとの話し合いをしたうえで、自分たちの「結婚生活で優先したいこと」を決定すること
◆近い未来を想像したうえで「あなたに合った転職タイミング」を決定すること

1人で決めずに必ず2人で話し合って、最高の転職を目指して欲しいと思います。

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