入社までに「やることリスト」5つ。内定をもらったらすぐ準備！

初めての転職活動では、応募書類の作成から面接対策まで、わからないことだらけだと思います。
特に内定をもらった後、入社までにどんな準備をすればいいのか、疑問に思う人は多いでしょう。

今回は入社までにやっておきたいことのリストを5つ挙げましたので、これを参考にして内定後の時間を有効活用してください。

入社までのスケジュールと計画を管理

一般的に転職では、内定をもらってから最初の出勤までにほとんど余裕がないことが多いです。
内定が決まってホッと一段落ついたと思ったら、すぐに出勤日を迎えて慌ただしくなることもしばしば。

一方で、在職中に他社の選考を受けて内定をもらった場合は、数ヶ月～数週間の余裕が与えられます。現職の退職手続きや引き継ぎの作業などを考慮し、比較的長めの期間を用意してくれることがほとんどです。

いずれの場合にも、退職日・入社日の確認から、引き継ぎ作業の完了、入社準備を整えるまでの綿密なスケジュールを立てておくことが重要になります。予定通り初出勤を終えられるよう、計画に沿って行動しましょう。

退職願を提出し、仕事を引き継ぎ

在職中に転職を決めた場合には、これから退職届を出す必要があるという方も多いと思います。
「会社を辞めます」という意思を伝えるものなので、提出するのに抵抗を感じるという方も出てくると思いますが、先延ばしすることなくしっかりと上司に渡しましょう。

退職届が受理された後は、これまで自分が担当していた仕事の引き継ぎが待っています。仕事の段取りや詳細をメモした資料を作ったり、退職後の連絡先を伝えておくなど、あなたが抜けた後もできるだけ影響が残らないように配慮するのがマナーです。

なお、退職届とは別に「退職したいと考えています」という意思は、遅くとも退職の1ヶ月前までに伝えておくのがベター。退職までに時間的な余裕を作っておくと、企業側も受け入れやすくなり、引き継ぎ作業もスムーズに進みます。

お世話になった人へのあいさつ

違う部署の先輩や懇意にしてくれていた取引先の担当者など、お世話になった人へのあいさつも欠かさないようにしましょう。直接会うことが難しい場合には、「あいさつ状」を送るという手もあります。

退職後も付き合いが続いたり、将来に何らかの縁があって一緒に仕事をする機会が訪れたりする可能性もありますので、パソコンで作成したあいさつ状に手書きで一言メッセージを添えるなど、あなたの気持ちが伝わるように書きましょう。

退職の1週間前までに用意し、退職直前に投函するのがおすすめです。

転職先で必要な備品を準備

これまではA4サイズの資料を持ち運ぶことはなかったが、転職先では書類を持ち運ぶ機会が増えそうだ...と感じるなら、大きめのビジネスバッグを用意することが望ましいでしょう。

技術系職種から営業系職種へ転職する場合には、腕時計や名刺入れなどを新たに用意しなければならないこともあるでしょう。職場によっては、文房具をはじめとする備品を個人で用意する必要があるところも存在しますのでよく確認するようにしてください。

長い間スーツやビジネスシューズを着用してこなかった場合には、新しいものを用意したほうがいいケースもあるでしょう。新たな職場で必要になりそうなものはあらかじめ準備しておいて、いざとなった時に焦らないよう対策しておきましょう。

何を用意すればいいのかわからないという方は、「入社までに用意しておくべきものはありますか？」と、企業に直接尋ねてみてください。

予備知識を身につけて業務開始の用意

勤務先となるオフィスまでの通勤ルートや経営理念、取扱商品など、会社のホームページをチェックして入手できる程度の情報は、業務開始までになるべく身につけておきたいところです。
もちろん研修で詳しく教わる機会があるでしょうが、予習の意味合いで頭に入れておくとスムーズに仕事を始めることができるはずです。

仕事に不可欠な資格や免許が存在する場合には、早い段階で取得に向けた勉強を始めることも大切なポイント。今のうちにできることはすべてやっておき、入社後に困ることのないようにしておきましょう。

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