履歴書や職務経歴書、そして面接でも必要とされる「自己PR」。どんなことを書けばいいのか、どのくらいの文章量を書けばいいのか迷ったことがある方も少なくないでしょう。

この記事では、採用担当者が自己PRを読むことによって何を知りたいのかという基本的なところから、最適な文字数・構成の組み立て方を紹介していきます。

1.自己PRを書く目的

自己PRを書く目的としては、自分の得意分野や専門分野、強みやスキルをアピールすることにあります。応募企業に入社した後、どんな形で貢献していけるか、活躍できるかを採用担当者にイメージしてもらうための判断材料となります。

企業にとって、あなたのことを最初に知るのが履歴書や職務経歴書などの応募書類です。書類選考を通過させて面接に招いたとしても、一人ひとりに充てられる時間は30分〜1時間ほど。

企業の採用担当者は、決して多くない情報をもとに採用の可否を決める必要があるのです。
そんな中、自己PR欄で論理的かつ情熱をアピールすることに成功すれば、採用担当者の判断を後押しできる可能性が高まるのです。

2.最適な文字数は300字前後

自己PR欄は履歴書や職務経歴書のフォーマットに合わせ、8割以上埋めることが理想です。
スカスカな自己PRでは「この人は自分に自信がないのかな」と思われてしまいますし、長すぎれば「読み手のことを考えてないな」「自己中心的だな」と思われてしまう可能性があります。

もし自由に文字数を決められる応募書類であれば、文字数は「300字」くらいを目安に書くようにするとよいでしょう。250字〜350字ほどの幅はあってもOKですが、それ以下にもそれ以上にもならないよう心がけたいものです。

というのも、長すぎる自己PRは採用担当者の負担になり、簡潔に文章をまとめる能力が低いとみなされる可能性があるからです。逆に短すぎれば、あなたの強みを正確に伝えられない危険性があります。

読み手の負担になることはなく、自身の魅力も十分に伝えられる。その目安となるのが300字というボーダーラインです。

3.自己PRを構成するうえでのポイント

自己PRを書く際にポイントとなるのは、大きく分けて3つ。

1つ目は、これまでのキャリアの棚卸しをしてみること。
就職してからの経験やスキルだけでなく、学生時代の経験や専攻も含めてもよいでしょう。
自分はどんなことが得意で、どんな作業が好きなのか。それを知ることは、自己PRを書くシーンだけでなく企業選びや職種選びにも直結する大事な問いです。

自分では不得意で嫌いと思っている仕事でも、周囲の評価は上々だった...なんて分野もあるかもしれません。過去に褒められた経験や、成功したときの体験を思い出しながら自己PRを書いていきましょう。

2つ目のポイントとしては、アピールした強みや得意分野に対する根拠を示すこと。
「営業に自信があります!」と書くのは、誰にだってできることです。重要なのは、本当にスキルが備わっていることの客観的な証拠を書くことです。

「○○の分野で営業活動に2年携わった経験があるので...」と書けば、格段に説得力がアップするでしょう。アルバイトの経験やサークル活動など、学生時代の体験を含めてもOKです。

3つ目のポイントは、その場に応じて使い分けられるよう、複数案の自己PRを考えておくこと。
アピールするスキルや能力は、1つに絞らなくてはいけない理由はありません。むしろ、1つに絞ってしまえば応募できる企業が絞られてしまうリスクもあります。

また、自己PRは書類選考通過後、面接の場でも役に立つポイントです。話の流れによっても使い分けられるよう、3〜4つのアピールポイントを用意しておくとよいでしょう。

まとめ

以上、自己PRを書くにあたって知っておきたいことを紹介してきました。自己PRを書く目的や、読み手・書き手にとって最適となる文字数、そして書き方のポイントを押さえれば、魅力的なPR文を書くことができるはず。

まずは応募書類を全力で書き上げて、希望する企業への面接に挑んでください。

作成日 2018/06/05