しかし、せっかく転職するなら失敗しない企業選びをしたいですよね。
この記事でご紹介するのは、転職活動での応募企業の選び方です。「社風」「やりがい」「売上」など、いったいどんなポイントに注目して選ぶべきなのでしょうか?
社内制度で選ぶ
まず基準にしやすいのは、企業の社内制度で選ぶというやり方です。
求人票や求人募集のページを見れば、休日制度から福利厚生、昇給・給与の有無、研修制度といった情報を簡単に手に入れることができます。そうした制度が自分に合っているかを選ぶ基準にするわけです。
とはいえ、膨大な企業の情報を集めて待遇を比較するのは、非常に骨が折れる作業です。そこでおすすめなのが「絶対条件」を定めておくこと。
「絶対条件」を1つ決めよう
たとえば、「年収500万以上」「年間休日は125日以上」「残業月10時間以下」といったこれだけは絶対に譲れないと思える条件をあらかじめ決めておくのです。
プライベート重視なら休日や手当が候補になるでしょうし、稼ぎを重視するなら給与面でフィルターできそうです。「前職でとにかく残業が多くて辛かった」という人は、残業時間の少なさを絶対条件にするとよいでしょう。
絶対条件が見つからないという人は、転職理由や「これはイヤだった!」という経験をもとに、候補を探してみることをおすすめします。絶対条件が1つでも見つかると、グンと応募企業を絞り込みやすくなりますよ。
経営理念のベクトルで選ぶ
「経営理念で選ぶ」というのは企業選びの定番ですが、単に経営理念だけを見比べていても候補を絞るのは難しいものです。なかには美辞麗句だけを並べて実態をともなっていない理念もあるため、参考にならない場合も少なくありません。
そんな時には、経営理念をパターン化してどんな方向を目指しているかで判断すると、自分の価値観にマッチした企業を選びやすくなります。
会社のビジョンをパターン化してみる
たとえば、「顧客第一!」「絶対にノーといわない」「すべてはお客様のために」など、顧客重視の経営理念もあれば、「社員の幸福が第一」「一人ひとりが活躍できる会社へ」など、社員に向けた経営理念もあります。
「プラスチックで世界を変える」「ステンレスの可能性を信じて」など、1つの分野にこだわる経営理念もあるでしょう。「地域密着」「地元への貢献」など、地域に根ざした経営を掲げるものもあります。
このような経営理念を見比べると、自分にとってどんな理念が魅力に思えるか見えてきます。お客様を大切にする顧客志向がいいなと思えるか、それとも社員志向で手厚い待遇がありそうな会社がいいのか。
経営理念をパターン化して俯瞰してみると、自分にあった企業が見つけやすくなるのです。
企業文化・社風で選ぶ
特に職場の雰囲気や人間関係で転職を決意した方にとっては、企業文化や社風は特に気になるポイントです。なかなかデータには現れないのが企業文化ですので、調べるのに苦労するものでもあります。
選考前に会社見学や説明会を設けている企業であれば、積極的に参加してみましょう。そうでないなら、選考の過程で出会う人々を観察するのがおすすめです。
面接官一人ひとりを観察してみる
人事担当者なら会社全体を把握しており、企業文化や社風を答えやすい立場にいるはず。ですので社風について直接質問してみてもいいですし、ほかの社員とのやりとりを観察してみてもよいでしょう。
最終選考にまで進めば、社長や役員クラスの方と接することも多いと思います。会社のトップにいる人と面会して、「あ、この人とは合わなそう」と感じるのであれば、その時点で選考を辞退して別の企業をあたってもよいでしょう。
面接は応募者と企業とのお見合いですので、応募者側から断ることにもなんら問題はありません。企業で出会った人々に違和感を抱いたのであれば、入社するかどうか時間をかけて慎重に決めるようにしてください。
まとめ
以上、社内制度・経営理念・企業文化の3つの視点で、企業選びのポイントを紹介してきました。どれも選び方の一例ではありますが、参考にしていただければ応募企業がずっと選びやすくなるはずです。
本当に働きたいと思える企業を見つけ、入社後のミスマッチを防止できるよう願っています。
作成日 2018/08/29
そんな時には、経営理念をパターン化してどんな方向を目指しているかで判断すると、自分の価値観にマッチした企業を選びやすくなります。
会社のビジョンをパターン化してみる
たとえば、「顧客第一!」「絶対にノーといわない」「すべてはお客様のために」など、顧客重視の経営理念もあれば、「社員の幸福が第一」「一人ひとりが活躍できる会社へ」など、社員に向けた経営理念もあります。「プラスチックで世界を変える」「ステンレスの可能性を信じて」など、1つの分野にこだわる経営理念もあるでしょう。「地域密着」「地元への貢献」など、地域に根ざした経営を掲げるものもあります。
このような経営理念を見比べると、自分にとってどんな理念が魅力に思えるか見えてきます。お客様を大切にする顧客志向がいいなと思えるか、それとも社員志向で手厚い待遇がありそうな会社がいいのか。
経営理念をパターン化して俯瞰してみると、自分にあった企業が見つけやすくなるのです。
企業文化・社風で選ぶ
特に職場の雰囲気や人間関係で転職を決意した方にとっては、企業文化や社風は特に気になるポイントです。なかなかデータには現れないのが企業文化ですので、調べるのに苦労するものでもあります。
選考前に会社見学や説明会を設けている企業であれば、積極的に参加してみましょう。そうでないなら、選考の過程で出会う人々を観察するのがおすすめです。
面接官一人ひとりを観察してみる
人事担当者なら会社全体を把握しており、企業文化や社風を答えやすい立場にいるはず。ですので社風について直接質問してみてもいいですし、ほかの社員とのやりとりを観察してみてもよいでしょう。
最終選考にまで進めば、社長や役員クラスの方と接することも多いと思います。会社のトップにいる人と面会して、「あ、この人とは合わなそう」と感じるのであれば、その時点で選考を辞退して別の企業をあたってもよいでしょう。
面接は応募者と企業とのお見合いですので、応募者側から断ることにもなんら問題はありません。企業で出会った人々に違和感を抱いたのであれば、入社するかどうか時間をかけて慎重に決めるようにしてください。
まとめ
以上、社内制度・経営理念・企業文化の3つの視点で、企業選びのポイントを紹介してきました。どれも選び方の一例ではありますが、参考にしていただければ応募企業がずっと選びやすくなるはずです。
本当に働きたいと思える企業を見つけ、入社後のミスマッチを防止できるよう願っています。
作成日 2018/08/29
まとめ
以上、社内制度・経営理念・企業文化の3つの視点で、企業選びのポイントを紹介してきました。どれも選び方の一例ではありますが、参考にしていただければ応募企業がずっと選びやすくなるはずです。本当に働きたいと思える企業を見つけ、入社後のミスマッチを防止できるよう願っています。
作成日 2018/08/29
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