応募や面接から時間が経っているにもかかわらず、一向に企業からの連絡が来ない...というのはよくある悩みです。他社の選考が残っているにもかかわらず結果が届かないため、日程調整に苦労している方も多いのではないでしょうか?
「企業へ選考結果の催促するのはNG」というのが転職活動の基本ですが、あまりに連絡が遅い場合にも応募者から問い合わせることも可能です。今回は企業へ問い合わせる際のポイントを紹介していきます。
1.さまざまな理由で時間がかかる選考活動
本業の傍ら採用活動を行なっている企業では、どうしても選考結果を知らせるまでに時間がかかってしまうケースがあります。応募者が多く書類に目を通すのに時間がかかっていたり、担当者が多忙だったりする例も少なくありません。
また、社内での決定権を持つ人物からの承認を得られておらず、合否結果は固まっているのに通知を送れないという場合もあります。ほかにも採用活動に慣れていないケースや、そもそも選考ペースがゆっくりという企業も考えられます。
担当者が合否を連絡するのを忘れている...なんてケースや、実はもう郵送で結果が発送されているにもかかわらず、配送中のため自宅に届くまでに時間がかかっているということも。
会社や採用担当者にトラブルがあったという可能性も否定できませんので、やみくもに結果連絡の催促をせず、資格の勉強をしたり次の選考の準備をしたりして待つことが大切です。
2.催促せず待つのが基本
企業によっては、メールや電話、もしくは面接の最後に「○日までに連絡します」「●日後までに結果をお知らせします」などと教えてくれる場合もあります。そうした企業の場合、少なくとも連絡予定日までは落ち着いて待つのがマナーです。
もし連絡予定日を告げられなかった場合、まず一週間は何もせずに待ってみましょう。一週間以内に結果の催促をするのは、企業の本業の負担となるだけでなく、社会人としてのマナーが欠けていると思われてしまう可能性もあります。
他社の内定を保留してもらっている場合や、本命の応募先の場合、どうしても結果が気になってつい問い合わせてしまいたいという気持ちになることもあるでしょう。ですがそこはグッとこらえ、落ち着きと余裕を持って企業からの連絡を待ちたいところです。
3.一週間以上連絡がなければ「確認」の問い合わせを
通常、選考や面接の結果は2〜3日で来ることがほとんどです。連絡予定日が設けられている場合には、早ければ予定日の前日に選考結果を知らせてくれるところもあります。
しかし、上で紹介したようなさまざまな理由によって、連絡予定日なのに連絡が届かなかったり、一週間以上経過しても音沙汰なしというケースもありえます。そんな場合には、企業へ問い合わせの連絡を入れてみましょう。
連絡予定日を知らされているのであれば、予定日を過ぎて2〜3日経っても連絡がない場合、そうでない場合には選考・面接の日から一週間経ったタイミングを目安にコンタクトを取ってみましょう。
電話・メールどちらで問い合わせても構いませんが、できれば本業の負担とならないようリアルタイムでの対応が不要なメールを使用するのがおすすめ。問い合わせ内容は、「催促」の連絡と受け取られないよう配慮してください。
「●日に面接していただきました○○と申します。先日は貴重なお時間を割いていただきありがとうございました。お忙しいところ大変恐縮ではありますが、●日の面接の結果について、いつ頃ご連絡をいただけるか教えていただきたくご連絡いたしました。」
このように、結果の連絡を催促するメールではなく、あくまでも面接結果の連絡日程を「確認」するメールとして送信するのがマナーです。連絡が遅いからといって、採用担当者に恨み辛みをぶつけてしまわないよう気をつけましょう。
なお、問い合わせしたからといって必ずしも連絡日程を教えてくれるわけではなく、「検討中です」「もうしばらくお待ちください」という返答が返ってくることも少なくありませんのでご注意ください。
まとめ
以上、一週間以上企業からの連絡がない場合には、選考結果の連絡日程について問い合わせてみてもOKということを紹介してきました。こちらから催促することなく企業からの連絡を待つのが基本ではありますが、あまりに時間が経っている場合にはこちらから問い合わせるのもひとつの手段です。
その際には、「催促」ではなく「確認」のメールを送るよう心がけ、悪印象を与えてしまわないよう気をつけましょう。
作成日 2018/07/19
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