近年では求人サイトはもちろん、企業のホームページから応募を受け付けているケースが少なくなくなりました。インターネットの普及にともなって、WEB上で手軽に求人へ応募できるようになったのはうれしいことです。

ただし、手軽に連絡できるからといって雑にメールを送るのはマナー違反です。ここではWEB応募にあたって注意したい3つのポイントを紹介します。

1.送信と返信のマナー

電話とは違っていつでも送信できるのがメールのメリットではありますが、だからといって会社の休業日や、早朝や深夜などの時間帯に送るのは避けるようにしましょう。

メールを受信する側のことを考え、企業の業務時間内、できれば忙しい時間帯を避けて送ることが望ましいです。たとえば、飲食店を経営する企業の場合は、ランチタイム・ディナータイムにメールが送られてきても対応が難しいはず。

おすすめなのは午前中の10時前後、午後なら2時前後です。この時間帯であれば採用担当の方が不在という可能性は低いですし、多くの企業にとって返信しやすいタイミングになります。

また、応募メールへの返信が届いた場合、あなたから企業への返信はできるだけ早めに送るのがベターです。この際にも早朝・深夜などの時間帯を避け、当日中、もしくは翌日中には返すようにしましょう。

「お忙しいところ失礼します。」などの文面を添えると、担当者の方からも印象もグッと良くなります。

2.記入漏れや間違いをチェック

メールを1度送ってしまうと、後から誤字脱字や記入漏れを訂正することはできません。メールの文面に間違いがあると、「細かい気遣いができない人」として悪印象を与えてしまいます。

スマホやパソコンから送る場合には、特に「誤変換」に注意しましょう。「授賞」と「受賞」、「定型」と「定形」などの誤変換は、見た目が似ていて気づきにくいものです。メールを送る前には声に出して読む習慣をつけて、間違いを防ぐようにしましょう。

WEB応募を受け付ける企業のなかには、あなた自信の経歴やプロフィールを記入する欄を設けているところもあります。記入漏れがあるメールや、自分の名前や連絡先を書き忘れたメールを送ってしまわないよう注意することも重要です。

項目の指定がある場合にはそれに従い、指定がない場合にも「名前」「電話番号」「メールアドレス」は最低でも書き添えるようにしてください。

3.1度に応募するのは3社まで

メールを送るだけで応募できるので、ついつい同時に複数の会社にメールを送ってしまいがちなWEB応募。しかし、あまりに多くの企業へ同時に応募するのは望ましくありません。

面接や選考試験の日程が重複するのを防ぐためにも、できれば1社からの返信が来る前に別の会社に応募するのは控えた方がよいでしょう。

せっかく企業からの返信をもらったのに「別の会社の選考があって...」と断るのは、重大なマナー違反です。選考期限が迫っているなどの理由で複数の会社に応募する場合にも、最大で3社までに抑えるべきです。

それ以上の企業に応募してしまうと、自分自身でもどの企業に申し込んだのかわかりづらくなり、スケジュールが管理できなくなるなどの支障が出てきます。早く内定をもらいたくてはやる気持ちはわかりますが、非常識な行動を取らないよう気をつけたいところです。

同じ時期に応募が重ならないよう、入社したい企業に関しては早めに情報収集をしておき、早めに応募できるよう心がけましょう。

まとめ

以上、WEB応募に申し込む際に気をつけたい3つのポイントについて紹介してきました。手軽に応募できるため、ついつい軽い気持ちでメールしてしまいがちなWEB応募。マナーを守り、常識的な受け答えができれば、採用につながる可能性も高まるものです。

ここで紹介したポイントを押さえて、希望する企業へコンタクトを取ってみましょう。

作成日 2018/07/26

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