転職活動をしていて、避けては通れないのが企業の採用担当者との面接です。特に新卒で入社した会社を短期間で退職し、第二新卒として転職活動に挑戦する場合には、面接に苦手意識を持つ方は多いようです。

ここでは第二新卒として面接に挑む際に確認しておきたい、伝え方やアピールの仕方についてお伝えしていきます。 OK.jpg

基本的なビジネスマナーを確認しておく

新卒採用とは異なり、中途採用においては「基本的なビジネスマナーが身についているか?」をチェックされることが多くなります。それは社会人経験が少ない第二新卒の場合も例外ではありません。

服装や身だしなみはもちろん、言葉遣いや敬語のマナーなど、あなたという人物を取引先に連れて行けるかどうかを厳しい目でチェックされるはずです。前職の新人研修で、基本的なビジネスマナーを叩き込まれたという人がほとんどだと思いますが、もう一度よく確認しておきましょう。

退職理由はポジティブな表現で

中途採用の面接では、必ずといっていいほど退職理由・志望動機が質問されます。特に第二新卒の場合、「前の職場をすぐに辞めているということは、自社に入ってもすぐに退職してしまうのでは?」という不安に結びついてしまいがち。

もちろん、採用担当者も「前職に不満があったから辞めたのだろう」ということはわかっています。その上で、「退職理由がわがままなものではないか?」「うちの会社に入社することで、その不満は解消されそうか?」を確認しようとしているのです。

ここで正直に「待遇に不満があって...」「残業や休日出勤が大変で...」のように、ネガティブな表現で退職理由を語ってしまうと、どうしてもプラスの印象にはつながりにくくなってしまいます。

ですので、できるだけポジティブで前向きな表現で、退職理由を伝えるのがベター。具体的には、「前職では残業や休日出勤が多く、メリハリをつけて働くのが難しい環境でした。しかし仕事とプライベートのオンオフを切り替えて仕事をすることにより、生産性が高まってもっと仕事に集中できるのではないかと考え、職場を変えようと決めました」のような語り方が理想です。

アルバイトや研修期間のエピソードでもOK

meeting4.jpg 第二新卒の面接でも、「これまでの仕事を通じて学んだことは?」「あなたの長所と短所は?」といった、前職の仕事に関係した質問をされることはよくあります。職歴が短いと、なかなかアピールできる経験やスキルが見つからないと感じてしまうかもしれません。

例えば「OJT研修では、座学研修で学んだことを実践に生かし『覚えるのが早いね』と褒めてもらったことがあります。そのため学ぶ姿勢には自信があり、持ち前の好奇心で新しいことも積極的に身につけることができます」のようなアピールでもOK。

実績や成果がなくとも、仕事を通じたエピソードを軸として学ぶ姿勢や努力する意欲があることをアピールすることで、採用担当者に好印象を与えることができるのです。

知識や経験よりも、前向きな熱意や意欲をアピール

第二新卒では社会人経験が浅く、華やかな実績や大きな成果を残すのは難しいと、企業の採用担当者もよく理解しています。ではどんな部分で採用の可否を決めるのかといえば、新卒採用と同じように、仕事に対する熱意や意欲に重点を置くことがほとんどです。

ですので、仕事を通じて得た知識や経験をアピールすることも大事ですが、仕事に対するやる気やバイタリティを前面に押し出すことも内定を勝ち取るポイントとなります。

ここでも大切になってくるのが、前向きで将来を見据えた姿勢です。「将来はどんな形で会社に貢献していきたいか」「これからどのように活躍したいと考えているか」など、今後のキャリアビジョンも交えることで、採用担当者に入社の活躍像をイメージさせるとよいでしょう。


まとめ

第二新卒の面接で押さえておきたいことをおさらいすると、以下のようになります。

  • 社会人としての基本的なビジネスマナー
  • 前向きに仕事に取り組もうとする姿勢
  • ポジティブな表現を使った退職理由
  • これから達成したいことや将来の展望
企業の採用担当者の立場になって、「気になるポイントはどこか?」「相手が不安に思うのはどんなところか?」を先回りして予想できると、効果的な自己PRにつながります。職歴が浅いからといって後ろ向きになることなく、堂々と面接に臨みましょう。

作成日 2019/05/22

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