履歴書や職務経歴書を企業に送付するとき、「速達」や「書留」を使ったほうがいいのでは?と感じる方は少なくありません。しかし、特殊な事情がない限り普通郵便で郵便局の窓口から送るのが適した方法です。

今回は速達や書留、ポスト投函を避けるべき理由について紹介していきます。

1.ポストではなく窓口から送るべき理由

応募書類を送る際には、宅配便やメール便などは利用できず、郵便で送ることが必須になります。郵便を利用する場合には、自分で切手を貼ってポストから送るか、窓口で重さや大きさを測り切手を貼ってもらうかの2通りの手段があります。

ついつい手軽なポスト投函を選びたくなってしまいますが、企業へ送付する書類を送るなら窓口から送ったほうが確実です。なぜなら、ポスト投函なら自分で大きさを測って切手を貼る必要がありますが、この切手の金額に過不足があると悪影響が出てくるからです。

もし不足していれば企業に出費を強いてしまったり、宛先に届かず戻ってくる場合もあります。多めの金額で切手を貼って送れば、いい加減な人というレッテルを貼られかねません。

また、ポストのなかで書類が曲がってしまったり折れてしまう可能性も考えられるので、極力郵便局の窓口から発送するようにしましょう。「ゆうゆう窓口」を使えば土日や夜間でも郵便を受け付けてくれますので、便利に活用しましょう。

2.速達や書留は利用せず普通郵便で送る

「早く届けたいから」「確実に届いたことを知りたいから」という理由で、速達や書留を使って履歴書を送付してしまうケースがありますが、こちらもあまり望ましくはありません。

速達を使って期限ギリギリ届いた場合には、時間にルーズな人という印象を持たれてしまいます。期日まで余裕がある場合にも、わざわざ速達を使うメリットはありませんので、普通郵便で送れば十分です。

また、簡易書留を選んで発送してしまうと、受け取りの際に受領印が必要になってしまいます。簡易書留を使えば発送状況を追跡できるというメリットはありますが、企業の担当者の手間を増やす結果になりますので、こちらも避けるのが無難です。

わざわざ追加料金を払うことなく、期日に余裕を持って普通郵便で送ることを心がけましょう。

3.「特定記録郵便」を使うという手も

もしどうしても届いたことを確かめたい場合には、「特定記録郵便」を使うという手があります。特定記録郵便は、簡易書留と同じく発送状況を追跡することが可能な郵便です。160円の追加料金がかかりますが、確実に届いたことを知りたいという方には便利な方法です。

さらにこちらは受領印が不要なため、企業の手を煩わせることもありません。企業のポストに投函された時点でお届け済みになるため、確実に採用担当者の手に渡ったかどうかの確認はできないものの、無事届いたことはチェックできます。

どうしても荷物を追跡したいなら、簡易書留ではなく特定記録郵便を使い、企業が受領印なしで受け取れるよう配慮しましょう。また、簡易書留や特定記録郵便といったオプションは、ビジネスの場ではよく使う発送方法です。

「知らなかった」という方は、一度日本郵便の公式HPから郵便の種別について調べてみるのもおすすめです。

まとめ

以上、履歴書を送る際には速達や簡易書留などを使わず、普通郵便で送るべき理由について紹介してきました。ポスト投函も避け、郵便局の窓口から発送してもらうのが一番望ましい方法です。

もし確実に届いたことを確かめたいのであれば、「特定記録郵便」を利用するという手もあります。

期日に余裕を持って普通郵便で送ることを基本に、応募書類を送付しましょう。

作成日 2018/06/20

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