手書きの履歴書を書こうとすると、どんなペンで書いたらいいか迷ってしまうものです。ボールペンだと細すぎるような印象がありますが、サインペンだと文字が大きすぎてしまいます。

今回は手書きの履歴書に使うべきペンと、避けたほうがいい筆記具について紹介していきます。

1.手書きの履歴書は太めのボールペンが基本

履歴書を手書きする際には、ボールペンを使用することが基本です。
サインペンやマジック、シャーペンなどは書類用に適しておらず、使わないのがマナーです。ただし、一般的に好まれるような細めのペン先のボールペンは好まれません。0.3mmや0.5mmのボールペンだと、文字が細くなってしまい、弱々しい印象を与えるからです。

履歴書を書くシーンに限れば、0.7mmや1.0mmの太めのペン先が使われたボールペンを選ぶとよいでしょう。 これらの太さのボールペンならコンビニでも売られていますし、探すのは難しくありません。0.5mmのものとは書き味が違うので、まずは試し書きしてから履歴書を書くようにするのがおすすめです。

2.水性やシャーペン、マジックなどは避ける

ただし、太めのボールペンであっても水性のものは避けるのが無難です。履歴書や職務経歴書は、まとめてクリアファイルに挟んで封筒に入れて送るのが一般的ですが、それでも雨に濡れたり湿気で滲んだりする可能性はゼロではないからです。

判読しにくくなるという点では、シャーペンも避けるべきです。鉛筆やシャーペンなど消しゴムですぐに消えてしまう筆記具は、そもそも書類の作成に適していません。容易に書き換えができたり、擦れて消えたりする場合が考えられるからです。

もしシャーペンなどを使うとしても、薄く下書きする程度にとどめ、送付する際にはしっかりと消しゴムで削除するようにしましょう。

マジックやサインペン、筆ペンなども文房具店で売られていますが、これらの筆記具も履歴書を書くには適していません。マジックは太すぎて履歴書を書くのが困難ですし、サインペンも色が濃すぎるので手に取ったときに違和感を持たれる可能性があります。
特に強調したい部分があったとしても、マジックなどは使わないようにしましょう。ごく細タイプのサインペンもNGです。

3.赤と黒のサインペンも用意しておくのがおすすめ

ただし、サインペンに関してはまったく使わないというわけではありません。というのも、封筒の宛名書きや裏書きにはサインペンがもっとも適しているからです。
応募書類を送る封筒はA4サイズ・白の封筒を選ぶのが基本ですが、このサイズに文字を書くとするなら、中または細タイプのサインペンがぴったりです。封筒を書く際にボールペンを使ってしまうと、今度は細すぎて読みづらくなってしまいます。

また、封筒の表面には応募書類が入っていることを示す「応募書類在中」「履歴書在中」という文言を入れて四角で囲います。これは赤のサインペンで書くのが理想。100円ショップなどではスタンプも売られていますが、赤のサインペンがあれば手書きでもOKです。
このように封筒を書く際に役立つので、太めのボールペンだけでなく、赤・黒のサインペンも用意しておくとよいでしょう。


まとめ

以上、手書きの履歴書ではどんな筆記具を使ったらよいかについて紹介してきました。
履歴書を書く際には太めのボールペンが適していますが、赤・黒のサインペンがあると封筒の宛名書きに活躍してくれます。
どれもスーパーやコンビニにも置いてある筆記具ですので、もし手元になければ早めに入手するようにしましょう。たとえ所持していたとしても、インク切れがないかの確認は必須です。

作成日 2018/06/27

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