前回までの記事では商品やお客様を分析することで企業概要をしっかりと理解できるようになったはずです。

企業概要を理解した次に、求人広告を読む際に重要なのは、仕事内容を理解することです。
仕事内容を理解する上では、仕事そのものに加えて、仕事全体の流れを把握することも大切です。

具体的に、誰から仕事を頼まれて、誰に仕事を返すのか。 仕事全体の流れの中で自分がどんな役割を求められるのかを把握するわけです。

なぜ流れを把握することが大事かというと、仕事をする相手によって、仕事の質や要求されるものが全く変わってしまうからです。

例えば、事務職として、「電話応対」という仕事内容が記載されていたとします。
業務としては、電話に出るということで変わりないのですが、
それが誰からかかってくる電話なのか?
によって、対応方法や求められる役割は変わってしまいますよね。

社外からかかってくることが多いとすると
相手が企業である場合、個人である場合、お客様である場合、業者である場合...

それぞれによって、電話の受け方、対応内容、かかってくる頻度などが全く異なるはずです。

仮に、その会社が建築資材の販売をしていたとします。
電話の相手は、建築資材を使う業者の人たちだという予測がつきます。
仕事の流れを想像すると下記のようになります。

建築業界の人たちってどんな人が多いのだろう?
  • 職人が多いので、言葉づかいは荒っぽいかもしれない。
  • でも、気に入られるとものすごく良くしてくれる気前のいい人が多いかもしれない。

業者の人たちが電話をしてくるのはどの時間帯が多いのだろう?
  • 現場に行く前で朝に電話してくるんじゃないだろうか。
  • 朝に資材を発注するとすると急いでいるかもしれない。
  • そうするとミスや対応が遅いとクレームになるかもしれない。
ちょっと想像するだけで、忙しい時間帯に気性の荒い職人さんからの電話に応対するわけだから、テキパキとミスのない電話受付が求められるということがわかるのです。

このように仕事の流れを理解することで、その仕事の担当者に求められる要素や会社の雰囲気まで想像できるようになるのです。

これはほんの一例ですから、求人広告の仕事内容欄を読む際には、ぜひ、仕事の流れまでイメージすることを心がけてみましょう。

2013/04/26更新