就職活動や転職活動を有利に進めるためには、企業の人材ニーズにマッチしたスキル・経験をアピールすることが重要となります。営業職であればコミュニケーション力、施工管理職であれば現場経験とマネジメント力がその例です。

ここでは多くの企業が若手人材に求める能力について、4つに分けてご紹介していきます。

1.コミュニケーション力

もう聞き飽きた話かもしれませんが、企業が求める人材の第一要件は、やはりコミュニケーション力にあります。滞りなく人と会話できることはもちろんのこと、チームの仲間同士で協力して課題に取り組む協調性も含んだ能力を指します。

これは営業職でも事務職でも技術職でも必要とされます。パソコンに向かって作業するイメージのあるプログラマーでさえ、お客様の要望を聞き出す力が求められるのです。

「知らない人と話す自信がない...」という方は、せめて好きな分野で話を広げてみてはいかがでしょう?自分が興味のあるものごとや大好きな趣味のことであれば、どんな人とだって話が弾むはず。

その意味では、「好きを仕事にできる職場」を選ぶのは、理想でもなんでもなく合理的な判断なのかもしれません。

2.素直さと柔軟さ

「なぜ英語力もITの知識も持たない若者を採用するんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?事業を成長させる即戦力を求めるなら、確かに経験豊富なベテラン社員を雇った方が合理的です。

しかし、若者には何色にも染まっていない「素地」があります。これから自社を支えていけるようなスキルを身につけさせて、将来は育てた分以上の働きをしてもらう。そう期待して、企業はなんのスキルも持たない若者を採用しているのです。

であれば、私たち若い世代に求められるのは「素直さ」や「柔軟さ」であることにも予想がつくでしょう。会社から教えられる仕事の進め方や伝統の技術をスポンジのように吸収し、この先何十年にわたって働き続けることのできる若さが必要とされているということです。

3.自制心と意志の力

自分に甘く、失敗を反省することもない人間は、社会に必要とされません。「休みたい」「ズルをしたい」という衝動は誰だって持っているものですが、そんな感情を我慢できないような忍耐力に欠ける若者は、企業からは選ばれないのです。

逆に、どんな時でも自制心を発揮し、意志の力を持つ人であれば、たとえスキルに乏しくても採用される可能性は高まります。あらゆるスキルも習得し、すくすくと成長していくポテンシャルがあるからです。

自制心や意志の力というのは、日々の些細な行動に表れます。企業に対して自分をアピールする際には、面接の受け答えやエントリーシートの内容のみならず、5分前行動や清潔感ある身だしなみなど細かな点にも気を配りたいですね。

4.「縁の下の力持ち」を受け入れる心

特に大きな会社によく見られる傾向ですが、いわゆる「尖った」人というのは、会社という組織ではあまり必要とされません。

では、どんな人が必要とされているかというと、「縁の下の力持ち」という役割を受け入れられる人です。会社で取り組む仕事は、勉強やスポーツのようにすぐに結果が表れるわけではありませんし、明確なフィードバックが得られることも少なくなります。

華々しく表舞台で活躍するよりも、裏方で地味に社会を支えている仕事が圧倒的に多いのです。たとえ地味な仕事であっても、社会を支えているという実感を胸に、自分の役割を果たすことのできる人が求められているのです。

まとめ

以上、多くの企業で必要とされているスキルについて紹介してきました。会社ごとにさまざまな視点で人材を募集しているものですが、軸となるのはここで紹介したようなスキルを持っているかどうかです。

とはいえ、ここで紹介したすべてを持ち合わせている人は多くないでしょう。たとえ1つのスキルしか持っていなくても、自分の強みとして存分にアピールすることが、採用につながる1歩となるのです。

作成日 2018/07/30