転職を考えている場合、真面目な人ほど「できるだけ早く会社に伝えないと!」と思いがちです。ですが、「転職活動をしていることは絶対に会社には言わない」が基本です。
ここではその理由とともに、バレないように転職活動を進めるコツについてご紹介します。

転職活動がバレてしまうデメリットとは?

転職したいことを会社に言わない方がいい理由は、次の3つのデメリットが起こり得るためです。

  • 引きとめられて転職のチャンスを逃してしまう
  • 上司や経営者から今の会社に不満を持っていると思われる
  • 職場で「辞める人材」として扱われる

「どうせ辞めるんだから周りからどう思われてもいい!」と思う人もいるかもしれませんが、それはリスキーな考えです。
もし転職を諦めたり途中で思い直したりすることになれば、しばらくは今の会社に居続けることになります。そこで、マイナスな印象を持たれたまま仕事を続けるのは精神的にかなり辛くなるでしょう。

また「飛ぶ鳥跡を濁さず」ということわざもあるように、たとえ会社に不満があって辞めたとしても、社会人として引き際はきれいであるべきです。
こうしたデメリットを避けるためには、以下の5つの方法を実践することが重要です。

転職活動をバレないよう進める5つの方法

1. 企業に連絡可能時間帯をあらかじめ伝えておく

応募した企業に対して、連絡可能な時間(電話に出られる時間)をあらかじめ伝えておきましょう。
仕事中に何度も電話がかかって来ると、社内の人に転職を疑われる可能性があります。また何度も電話に出られないようなことがあると、応募先の企業からマイナスな印象を受けるリスクもあります。

2. 会社では求人や転職情報誌を見ない

転職サイトや転職に関する情報サイト、四季報、転職系の雑誌や書籍などを会社で見るのは控えましょう。これも転職活動をしていることがバレる原因です。
外出している時やランチタイムで一人の時を見計らって見るなど、工夫しましょう。

3.会社のパソコンでメールチェックしない

会社にあるパソコンでメールをチェックしたり返信したりすると、上司や同僚に疑われる危険性があります。スマホや自宅のパソコンのみに届くように設定しておきましょう。
また、転職活動にのみ使用するメールアドレスを用意するのもお勧めです。会社のパソコンを使った場合は、閲覧履歴やメールそのものを削除したりするといった工夫も必要です。

4.半休や有給休暇などの制度を活用する

仕事を続けながら転職活動をしていると、どうしても時間が足りないと感じる場面が出てきます。かと言って、無理に会社で活動をすると、やはりバレてしまうリスクが上がります。
そんな時は、半休制度や有給休暇を活用しましょう。まとまった時間が取れるので、履歴書や面接の対策、遠方への面接訪問などにも焦らず臨むことができます。
ただしあまり頻繁に休んでいると怪しまれるので、「どうしても時間が必要な時」に活用しましょう。

5.仕事のクオリティを落とさない

上記4つの方法を完璧にこなしていても、仕事がおろそかになっていると、周りに転職・退職の意思が伝わってしまいます。転職活動による疲労やストレスで業務効率や生産性、成果が落ちないように、自分なりに工夫して仕事に当たることが必要です。
「朝早めに出勤して雑務を片付ける」、「任せられる業務は他の人に任す」など人によって方法はさまざまだと思います。
転職活動中は、「転職が決まるまでの3ヶ月だけは頑張ろう!」と決めて、普段以上に気合いを入れて仕事に臨む気持ちが大切です。

「もしかして転職するの?」と疑われた場合の対処法

何かのハプニングで転職を疑われた場合でも、「そのつもりはありません」ときっぱり否定することをお勧めします。
会社を辞めることが決まっていない時に退職する意思があることを悟られてしまうことは、自分にとってマイナスになる可能性がほとんどです。冒頭で紹介した3つのデメリットを被るリスクも高まります。

できるだけ疑われるリスクを避けるためには、たとえ「取引先」や「顧客」といった関係の人であっても、転職活動をしていることは言わない方が無難です。

作成:尾崎 海(おざき かい)
東証一部化学メーカー(営業職)から転職を経てライターに転身。就活・転職活動で悩んだ自身の経験を活かし、求職者や仕事で悩んでいる人に向けた記事をメインに執筆中。

作成日 2018/06/14